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右寄りのファシズムは批判しても、進行する左翼ファシズムには気付かない、気付いていても指摘しない、そればかりか一緒になってファシズムに加担してしまうおめでたい人たち。結局、自分に直接不利益がふりかかってこないと、いま行われていることの異常さがわからないのだろう。本当におめでたい。
鋭い記事があったのでリンクさせてもらいます。
「民主のインテリゲンチア狩り」
http://blog.goo.ne.jp/ageishi_001/e/37c0a46b1e22fe2be0cfce091c2d2eda
現在の政権がやっていることは実際このとおりだと思う。
映画関係だって例外じゃないっすよ。不穏な動きがすでに出てきている。
http://www.asahi.com/national/update/1031/TKY200910310187.html
さあ、みんな、どうする?
見たもの
- 『ホワイト・ファイア 地獄の報酬』(ジャン=マリー・パラルディ)
ジャン=マリー・パラルディさんはフレンチセクスプロイテーションの大御所だそうだが、本作はロバート・ギンティさん(合掌)主演でフレッド・ウィリアムソンさんなんかも出演する仏米伊トルコの合作アクション映画でエロは控えめ。ゴア描写もぼちぼち出てきてまあまあおもしろい。海外ではカルト人気があるみたい。
しかしこの手の映画では夏前に見た『パンサー・スクワッド』(http://d.hatena.ne.jp/claudine/20090529参照)が強烈すぎた。「映画の即物性」について深く考えさせられてしまうという点で、今年見た中でいまのところいちばん刺激的な作品。
- 『マリブ・エクスプレス』(アンディ・シダリス)
つづいてはシダリス! デカパイねえちゃん! 筋肉バカ! カッコイイ車! ヘリコプター! 当たらないマグナム! 能天気なカントリーミュージック! 西部劇! 「おいおい」と口に出してツッコミたくなるシビル・ダニングさまのオチもすごいが、本筋に関係なく登場するカーレースキチガイの家族がマジ最高。いやー、アメリカ映画って本当にいいものですね。
- 『TOCHKA』(松村浩行)
重い題材を扱っているのに見終わったあとは不思議と解放的な気持ちになる、「映画」からいろいろな方向へ可能性が開かれた魅力的な失敗作でなかなか興味深かったのだが、個人的に最後の最後にふと登場した献辞を見てギョッ。公式サイトに出ている松村監督のプロフィールとこの解説を読んでさらにギョギョッ! 他人とは思えない監督さんですね。。。
- 『大脱出! 脱出ゲーム THE MOVIE』 Aプログラム
フィリピンロケもの2作。『ニューハーフダンク』は悪くなかったよ。黒沢清みたいな長回しではじまるのだが、全体に人の動かし方がいいし、フィリピンの街並みがとても魅力的に映っているし、なにより女優(美人ニューハーフ)の撮り方がうまい。顔の振り向かせ方とかね、何気にいいんです。ちょっぴりビターかつチャーミングなラストカットでは不覚にも泣きそうに。。。小沼監督の『AKIBA』や『童貞放浪記』も俄然、気になりはじめました。『結び目』という新作が近々公開されるのかな。
- 『鎖縛 SABAKU』(カジノ)
ゲイポルノって濡れ場の回数が少なくても平気なん?
ところで11日はフィルムセンターの清水宏も浅草世界館も『ユリア100式』試写会も行けなかった。見た人の話によると『ユリア100式』はやっぱりいい内容だったみたいでうらやましい。
浅草世界館 17日火曜日まで
http://www.e-asakusa.net/sekaikan.html
沖島勲監督の新作『これで、いーのかしら。(井の頭) 怒る西行』
http://www.mmjp.or.jp/pole2/ikarusaigyou.html
ポレポレ東中野にて1月9日より公開。
こ、こ、これはー!!
『真夜中』No.7「おとなのための子ども事典」
http://www.littlemore.co.jp/magazines/mayonaka/backnumber/150.html#cont
主人公はノリコ14才! ということは「あとのまつり」のあの女のコの1年後のお話、というわけではないのかもしれないけど、いやでも、やっぱりつながってる。瀬田さんらしいスッキリと澄み切った叙情。思わず声に出して読みたくなる軽やかで切ない音楽的なセリフの数々。シナリオ読んだだけでまたまたボロ泣きですよ。これ、このまま短編で映画化してほしいー。映像と音響がつくとまた鮮烈さと凄みが増すのでしょうね。ノリコはもちろん中山絵梨奈ちゃん。青木先生はやっぱりスズキジュンペイさんなのか。
柳英里紗ちゃんがARATAの事務所jungleに移籍したんだけど。
http://www.jungle-tokyo.com/member/yanagi_e.html
岡崎京子が大好きで「あーあ ピチカートファイブに入りたかったなあ」と退屈そうにつぶやく真性オリーブ少女の英里紗ちゃんに、誰か瀬田監督の映画を教えてあげてください。ぜったい気に入るし。
19才になった韓英恵ちゃん、現在、映画『悪人』の撮影中。
http://hanaekan.blog55.fc2.com/blog-entry-152.html
http://www.akunin.jp/
http://publications.asahi.com/akunin/
『よるのくちぶえ』が収録されている藝大DVDはアマゾンでも取り扱っています。
DVD 東京藝術大学大学院映像研究科第三期生修了作品集2009 (
- 作者: 東京藝術大学大学院映像研究科
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修学旅行の鈴木友菜ちゃん!
http://ameblo.jp/nae-suzuki/entry-10369852559.html
ユウナは『SEVENTEEN』のポエムでいきなり内省モードに入っていたね。
恋ってなに? 人間てなに?
なんなんだろう、わかんない
いやー、やっぱりユウナはこういうコだよね。「わかんない」と書いているけど、それは本当はよく「わかっている」ということだ。すばらしい。
『SEVENTEEN』のモデルは榮倉さんが卒業してとうとうユウナだけになっちゃったね。夏の学園祭を見たときもユウナと榮倉さん以外のコはびっくりするくらい印象に残らなかったなあ。。。本当に強い魅力を持ったコなんて一握りしかいないのだ。
ここにもユウナがいたよん。
http://ameblo.jp/iidayon/entry-10370688455.html
モバゲー日記のコメントで「EASTBOYのパンフレットに友菜ちゃんが載ってたー」というのがあったんだけど、そうなの? サイト上では確認できないけど。前のシーズンのパンフかな。
http://www.eastboy.co.jp/index2.html
おなじみ森山沙月ちゃんと鮎水ちゃんの森山姉妹だー! あちょー★
http://ameblo.jp/kattmongatiya/entry-10374780295.html
発売中の『non-no』は客演の本田翼ちゃんが最高にかわいかった!
http://dpm.s-woman.net/non-no/0922/
『JILLE』ではお目にかかれない、『ラブベリー』時代を髣髴とさせるふわっとかわいらしい等身大の翼ちゃんが見れます。横断歩道を渡っている写真とかもう悶絶もの! 必見!
宮本りえさんと翼ちゃん
http://ameblo.jp/rie-miyamoto/entry-10373028532.html
ふぅ隊長こと清水富美加ちゃん!
http://www.lespros.co.jp/jclass/fumika_shimizu/
番組サイトの予告を見ると出演するのは21日放送の回のような気がするな。今週末も一応チェックしておこう。
http://www.nhk.or.jp/kawaii/onair/index.html
ふぅは『ラブベリー』今月号のラブベリーナ特集で天才って呼ばれていたね。天才かどうかはわからないけど、とてもユニークな個性を持ったコなのは間違いない。
聴いたもの
- X-102 / Discovers the Rings of Saturn
- Rick James / Street Songs
- Smokey Robinson / A Quiet Storm
- The Modulations / It's Rough out Here
- King Tubby & The Clancy Eccles All Stars / Sound System International Dub LP
- Ndio / Airback
- Groupa / 15 Years
- Michael Head & The Strands / The Magical World of the Strands
- V.A. / Damanhur Collection
- Herman Van Veen / My Cat and I
- 佐藤マサ & 香港フラワーズ / C.S.W. 2006
- 岩瀬明美 & トーキョー・トライブ / Music for the Soul
- 大橋節夫 / ムーンライト・ララバイ 大人の童謡
- 登川誠仁 / Howling Wolf
- 村八分 / 草臥れて
- 水谷聖 / Works 1989-1991
Michael HeadさんはPale Fountainsの人だそうだが、97年にリリースされたこのソロアルバムはまんまNick Drakeな内容でなかなかよいです。ネオアコではありません。肝心の歌声がやや弱いのが残念。
Damanhurというイタリアの新興宗教団体が出版したCDもけっこう気に入っていて、陰鬱な女性ボーカルやフルートの音が飛翔する純度の高い天然のアシッドフォークを聴くことができる。宗教は情熱だ。
そして佐藤マサの歌はすばらしい。頭士奈生樹やColin Blunstone(The Zombies)を思わせる至高の歌声。