最悪のパロディ
菅政権ってネオリベ馬鹿と左翼馬鹿による小泉政治の猿真似じゃねえか。すでに菅政権=第2次小泉政権と断言している人もいる。昨年の衆議院選で民主党に投票した人はこの事態をどう思ってるんだろ? このまま騙されつづけていると日本の経済は本当に死ぬよ〜。
見たもの
- 『女囚房 獣のように激しく!』(勝利一)
- 『女刑務官 檻の発情牝たち』(伊藤正治)
- 『ザ・ストーカー2』(松岡邦彦)
- 『女子校生 制服白書 17歳』(北沢幸雄)
北沢監督はピンク・エロスOV界の沢井信一郎なのだろうか。昨年『AZA-ARI』を見たときもまるで『ラブ・ストーリーを君に』のようだと思った。「メロドラマ」に対する本気度=強度が半端ない。
91年92年のOV。こういうほのぼのとした青春エロコメディも撮っているんですね。でもやっぱり北沢監督はシリアスな「メロドラマ」の人なのだと思う。
- 『TOKYO G.P.』(石井隆)
評判の悪い作品だけど、キラキラと輝くバブリーな照明はやはり石井隆独特のもの。
七里監督演出の9話10話がもうキレキレの冴えまくりですごいことに。
- 『ヒューマン・ネイチュア』(ミシェル・ゴンドリー)
- 『手紙』(ミシェル・ゴンドリー)
- 『フル・フロンタル』(スティーブン・ソダーバーグ)
- 『にほんのうた 赤盤+1』
『彼方からの手紙』〜『あとのまつり』と先鋭化してきた「断片化」の作業はとりあえず一段落して『むすめごころ』あたりの割とオーソドックスな作風へ回帰しつつあるような瀬田なつき監督の新作『シャボン玉』はしかし今までの瀬田作品にはなかったようなダークで不穏な空気を漂わせている。
小松菜奈ちゃんのロングヘアが風になびく姿を正面から捉えた冒頭のショットはこの日見た10作品中もっとも美しいものだったが、その後大量のシャボン玉が舞う造成中の空き地で、捨てられていたぬいぐるみは容赦なく蹴飛ばされ水たまりの泥水に落ち、放置されたワゴン車の中で流れはじめた「シャボン玉」の曲はいつのまにか車外のラジカセから聞こえだしその伸びきったテープの歪んだ音は放り投げられた石によって唐突に止まる。そして今度はでたらめな歌詞でぶっきらぼうにつぶやかれる「シャボン玉」。この前半部分における時間と空間を微妙にずらしながら描写していく鮮烈な画面連鎖はさすが瀬田監督で、もう1度見直してしっかりと確認したいところ。
このあと高橋幸宏バージョンの「シャボン玉」をバックにプチ『セリーヌとジュリー』というかミュージカル化する場面があるのだけれど、ここは瀬田映画にしてはいまいち精彩を欠いていて蛇足な印象は否めない。この作品に限ってはダーク一辺倒で押し切ってもよかったのではないかと思う。でもそうすると課題曲を丸々1曲使うという制作上の縛りがクリアできないのかな。それと梅本洋一さんにまた「もうちょっと軽くてもよかったよね」って言われちゃうか。笑
ラスト、何の前触れもなく現れる不機嫌な顔をした暗い眼を持つ少年たち。2人の少女は彼らと無言で合流し、映画は宙吊り状態のまま曖昧さの中で終わる。この不穏さはいったい何なのか。『みーまー』への布石なのか。ちなみに本作で「瀬田化」しているのは画像の小松菜奈ちゃんではなくニット帽姿で跳ね回る桐嶋ヒナタちゃんの方です。
ほかに普通の意味でよくできていたのが佐藤佐吉監督の『春の小川』。例によって突拍子もないアイデアが展開されているのだけれど、作り自体は至って真面目でシナリオも撮影も実にちゃんとしたものになっていた。プロの仕事ですかね。
小林監督の『美しき天然』は近藤龍人の撮影が達者すぎて騙されそうになるが、でかい草むらがあってその中に少年と少女がいるんだからもっと歩かせたり走らせたりすればいいのになあと思った。なんで棒立ちで突っ立ったままの状態にしてしまうのか。ヒュンヒュン鳴るホースの音はいいのに。もったいない。
山下監督の『黄金虫』は「相変わらず逃げているな〜」という感想しか浮かばない。この監督はいつまで逃げているつもりなんだろう。もうけっこういい歳だと思うのだが。
あと『北風小僧の寒太郎』に「別居中の息子に久々に会いにきた母親」役でMAXのNANAが出演していたのだが、彼女はエロくてよかった。最近の熟女MAXいいよね、エロくて。キャッツアイ!
手元のチラシによるとこの『にほんのうた』フィルムプロジェクトのDVDは『赤盤』『青盤』の2枚に分けて発売されるようですが、一般流通はなく巡回上映の会場か通信販売のどちらかで入手するしかない模様。
問い合わせ先
http://www.nihonnouta-caravan.com/#toiawase
『赤盤』 7月1日発売 3000円
「この道」(犬童一心)「あめふりくまのこ」(山村浩二)「浜辺の歌」(唯野未歩子)「黄金虫」(山下敦弘)「青い眼の人形」(よしながこうたく+白組)「シャボン玉」(瀬田なつき)「春の小川」(佐藤佐吉)「村祭」(石井英統)「北風小僧の寒太郎」(江口カン)
『青盤』 8月1日発売 3000円
「かなりや」(辻川幸一郎)「美しき天然」(小林聖太郎)「花のまち」(手塚眞)「椰子の実」(伊勢谷友介)「埴生の宿」(朝倉真愛+酒井治)「荒城の月」(宮本敬文)「たきび」(若木信吾)「櫻」(藤井春日)「赤とんぼ」(牧鉄馬)
瀬田なつき監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』公式サイト
http://www.usodakedo.net/
共同脚本でクレジットされている田中幸子さんは瀬田監督の藝大仲間で『トウキョウソナタ』の脚本を黒沢清監督らといっしょに手掛けた人ですね。
はたしてこの『みーまー』でも撮影は佐々木靖之さん(『シャボン玉』も佐々木さんでした)、音楽は木下美紗都さんなのか? そして瀬田映画初(ですよね?)のフィルム撮影となるのか? 気になりますな〜。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/263/263692/
■瀬田なつき監督
原作を読んで、ヘヴィな過去とライトな日常が交錯することで浮き上がる、みーくんとまーちゃんのハチャメチャで残酷で、信じられないくらいに純粋なラブストーリーに魅力を感じました。入間さんの繊細かつ大胆な世界観を、映像と音の世界で作り出す作業はかなりスリリングな体験ですが、いままでになかったような、キュートで驚きに満ちた映画になればと思っています。
瀬田映画の常連スズキジュンペイさんがまたまた出演してくれるようです。
http://www.humanite.co.jp/1195637075.cgi
ジュンペイさんとナイスカッポーの三村恭代さんもキター!
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16872
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16873
プライベートでは
全くもって
絶対に 恋人にはしたくないですがね(笑)
三村さん、ひどい(笑)。
演出中のジュンペイさん、、、
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16905
三村さんと瀬田さんとうどん
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16904
今日明日あたりクランクアップでしょうか。
1月の「未来の巨匠たち」のパンフレットが無料配布中。
http://kitanaka-school.net/news/2010/05/post-18.html
私も井口奈己監督とまったく同感。瀬田さんには「巨匠」になんかなってもらいたくないですね。1年に1本か2本、気持ちのいい素敵な小品を何の気負いもなくサクサクと軽やかに撮りつづける監督さんになってもらいたいです。
いつぞやの三村さんと小深山さんの共演作。
http://www.atelier-ism.com/works/hm/movie.html
「0Noir」 監督:伊藤丈紘 出演:川口覚/小深山菜美/小川尊/三村恭代/宮下ともみ/吉岡睦雄/瀬戸夏実/関有香/真砂豪
そして濱口竜介監督の新作。
「SINDO(The Depths)」 監督:濱口竜介 出演:キム・ミンジュン/石田法嗣/パク・ソヒ/米村亮太朗/宮本りえ/江口のりこ/村上淳/菅原大吉/
「SINDO」は「深度」ですね。同性愛を扱う映画のようです。
http://eul.jp/info/news/detail.php?seq=7729
以前ここで石田法嗣くんのことを取り上げていたころ、ゲイの法嗣くんファンの人のブログがよくウチにリンクを張ってくれていたんだよね。さすがにもうチェックしていないかな?
城定秀夫監督特集
http://www.spopro.net/r18/
http://www.mmjp.or.jp/pole2/r18-8.html
西野翔タローさんと望月美寿々ちゃんをつづけて見ることができる7月1日はまさに俺のための日!
もっちぃが出演している『ホームレスが中学生』はマジでみんな見てほしい。損はさせません。
類似タイトルの某話題作に公開日を被せたキワモノ企画として製作されながら、正統派ジュブナイルの感動ドラマとして観客の涙を誘った問題作。なぜかクラスメイトになったホームレスの生活を、ドキュメンタリーに仕上げようと奮闘する映研部員たち。彼らの中学校生活最後の夏に、忘れがたい思い出と映画への愛が寄り添う。
http://spopro.net/blog/701/2010/05/21/%e6%88%a6%e9%97%98%e5%b0%91%e5%a5%b3%c3%97webshop701%e9%99%90%e5%ae%9at%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%84%e8%b2%a9%e5%a3%b2%ef%bc%81/
自分もこの写真見ただけで涙が出てくる。。。必見!
『君に届け』という映画に東亜優さんが出演しているようです。
http://www.kiminitodoke-movie.com/
東さん、もっとおもしろそうな映画に出演してください。。。
『SEVENTEEN』7月号、鈴木友菜ちゃんの最新プロフィールより
Q. 一言でいって、どんな子どもだった?
A. 人見知り。人と目が合うだけで泣いてたみたい。幼稚園のときの写真は全部顔かくしてるか、目つぶってる(笑)。
もうこっちが泣きそうだ。。。やっぱりユウナは子供のころからいつもギリギリのところで生きているコだったのね。。。薄氷の上を歩くようにして、震えるように生きる。。。ともすればどうしようもなく巨大でうつろな世界に飲み込まれてしまいそうになるユウナを、大好きなママとお兄ちゃんがいつも大切に守ってきてあげたのだろう。
http://www.mbga.jp/.pc/_dia_view?d=715393312
ところでユウナの茶髪化についてどう思う? 個人的にはやっぱり黒髪の方が個性がわかりやすく出て商品価値も上がるものだと思うんだけどね。ただ似合っていないわけではない。むしろ個性を薄めることによってユウナの、何ものでもあり何ものでもない、まるで水のような、アモルファスな魅力がますます増していると言えないこともない。
でも麻友も思いきって黒髪にしたことだし一時茶髪にしていた菜絵ちゃんもまた黒に戻すようだから、友菜も時期を見て戻してみてもいいんじゃない。
今日のユウナ
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http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10544560050.html
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10544609365.html
ユウナ謎の前衛舞踏
『ちょいマス』期待の新星、凛々果さま〜。
http://twitter.com/ririka_0122
http://www.muserva.com/cast/detail/show/gal_key/20411/
http://www.naimaga.com/kansai/cast/blog/list/gal_key/20411/
先週の「私の汚い足見てください」には萌えまくった! 萌えすぎて悶えすぎて死ぬかと思ったよ! 彼女もまた「魔法」が使えるコだ。
ラブベリーナ松田和佳ちゃんの動画。
http://www.lbweb.jp/ura_mov/play_movie.php?no=54
けっこうおっとりふんわりした感じのコなんだねえ。ほほう。
聴いたもの
- Cleo Laine and James Galway / Sometimes When We Touch
- Renee Armand / The Rain Book
- Janis Joplin / Light Is Faster than Sound
- Idle Hands / Idle Hands
- ダビデチオ / KIN-KAKU
- DNA / Last Live at CBGB's
- Gina X Performance / Nice Mover
- Experimental Audio Research / The Koner Experiment
- 2nd Communication / My Chromosomal Friend
- Alguna Vez Fui Ciego / Abriendo los Ojos a la Realidad
- Uyama Hiroto / A Son of the Sun
- Lewis Parker / It's All Happening Now The Ancient Series Three
- Azymuth / Pieces of Ipanema
- Geraldo Azevedo / De Outra Maneira
- Veronica Sabino / Veronica
- Axel Krygier / Secreto y Malibu
- Fito Paez / Cronica
- Hector Stamponi / Impresiones
- Geraldo Pino and the Heartbeats / Heavy Heavy Heavy
- Ustad Sultan Khan and Ustad Zakir Husain / Thought 'n' Beats
- 佐藤聰明 / Mantra, Stabat Mater
- 多田正美 / 存 SON
- 織茂サブ / すさぶ
- 織茂サブ / 一音
- V.A. / Tokyo Flashback 6
ダビデチオ、まんまヴェルヴェッツだけどかっこいい。この声の魅力には抗えん。