見たもの

『ターミナス』は、フランソワ・トリュフォーのいくつかの映画やジャック・リヴェット『アウト・ワン』、ジョセフ・ロージー『パリの灯は遠く』、そしてサミュエル・フラーの『ストリート・オブ・ノー・リターン』(!)などを手掛けた撮影監督が自ら演出と脚本を担当した86年の作品。満を持して制作したのがこんなB級SFアクションだったというのがいいじゃないですか。画面はなるほど充実していてそれを見ているだけですぐに80分過ぎてしまう。カレン・アレンが早々と退場してしまうのが残念。音楽はデヴィッド・カニンガム。
『ライトシップ』はVHSで見たんだけど、音が悪かった。やっぱりこういう映画は劇場で見ないと見たことになりませんね。


ところで『コッポラの胡蝶の夢』って来週で上映終わっちゃうの? しかももうレイトショー1回のみの上映で終映時間は23時20分になってしまうとか。俺、見にいけないじゃん。。。泣 もっと早めにいっておけばよかった。。。泣泣 誰かなんとかして。。。泣泣泣


そういえば、濱口竜介監督『PASSION』はスペインのサン・セバスチャン映画祭につづいて東京フィルメックスのコンペ部門でも上映されるみたいですね。これでようやく私も見ることができる。
http://cinematoday.jp/page/N0015372
http://www.filmex.net/
朝倉あきちゃんの『彼方からの手紙』もどこかの映画祭に出品されたりしないかなあ。。。ただ『彼方からの手紙』は素晴らしい映画だけれども、いわゆる映画祭受けする作品というのとは少し違うかもね。『憐 Ren』なんかもそう。本当はこういったポジションの作品を評価してこそ、映画祭なり映画賞というのは意味があると思うのだが。
木下美紗都さんが鋭意制作中のセカンドアルバムには『彼方からの手紙』のあの曲も収録されるのかしら。
http://www.faderbyheadz.com/event/2008_1101shuta&asuna_party/index.html

2006年、「ボーイ・ミーツ・ガール」という曲を、WEATHERと坂本龍一主宰のラジオのコーナーに宛てて送り、共に高い評価を得る。
2007年3月、WEATHER/HEADZ初の女性ソロ・シンガーとして1stアルバム『海 東京 さよなら』を発表。
アルバム収録曲「梅の花」が奥原浩志監督の映画『16[jyu-roku]』のエンディング・テーマに使用されたのに続き、瀬田なつき監督の『彼方からの手紙』では、自ら出演し、非常に印象的な新曲を披露する等、映画界からも注目を集めている。
作詞・作曲・編曲は勿論、録音からミックスまで手掛ける彼女の音楽的才能はCDでも実証済みだが、その魅力的な歌声は、ライヴにてさらにその真価を発揮する。
現在、2ndアルバムを鋭意制作中。