出発点 前編

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卒業式を控えた東桜中。矢場先生に元教え子の自殺という訃報が届く。矢場は自殺した教え子にはごく普通の生徒という印象しかなく、何も感じ取ってやれなかったと悔やむ。その葬儀からの帰り道、矢場がコンビニの前を通ると、自分の受け持ち生徒の安藤優平が店内にいるのが見える。優平は万引きをしようとしていた…。
番組では、卒業を前に今出来ること、今やらねばならない事を見つめなおし、悔いを残さずに旅立っていこうとする中学生と教師の姿を描きます。
5年間、東桜中学校の美術教師を務めた矢場先生、最後のお話です。
【脚本】 山本雄史
【音楽】 planus8
【出演】 竹本孝之 安藤優平 本亘平 岡庭けい ほか
【演出】 宇津木良

今週の『中学生日記』。金八風ということよりも、なんかいろいろ詰め込みすぎて、焦点がもうひとつ絞り切れていなかったような印象。矢場先生の話は絡めずに、安藤くんと岡庭さんの「卒業式前に自分の思い出の場所で写真を撮る」話に限定して1話完結とすれば内容の濃いものになったような気がするけど、さすがにそうはいかないか。後編を見たら、印象が変わるかな。