セーラー服と機関銃

http://www.tbs.co.jp/kikanjyu2006/
予想していたものよりは、ずっと良かった。堤幸彦（嫌いです）チックな過剰演出がウザいけど、基本は「愛した男たち」が「想い出に替」わっていく残酷なメロドラマだという認識はそれなりに持っているようだ。長澤まさみちゃんのお芝居は当時の薬師丸さんをかなり意識しているとは思うが、ぜんぜん悪くはない。セーラー服を着たまさみちゃんの周りに銃声が鳴り響くだけで、胸がざわつく。「何かが決定的に終わってしまった」というどうしようもない悲しみが全編に塗り込められた相米慎二版は映画としても凄すぎるから、あれと比べるのは酷というもの。
それにしても、この主題歌は本当に名曲だ。タイトルバックに流れるまさみちゃんの不安定な歌声を聴くだけで、目頭が熱くなる。

いい女 告知ページ

http://www.tbs.co.jp/program/ainogekijyo_e-onna.html
「愛の劇場」だから、公式サイトは放送直前にならないと公開されないと思う。
今日発売の『TV Japan』にあらすじと劇中のスチールが1枚載っていたけど、吉高由里子ちゃんの名前も姿もなかった。はたしてレギュラーなのかどうか。事務所ページは、はっきり書いてほしいものだ。
『紀子の食卓』の東京での上映は、あと1週間で終わっちゃうね。客の入りが芳しくないという話だけど、こういう映画は見る人は見るし伝わるべき人には伝わる仕組みになっているので心配は無用。もちろん多くの人に見てもらえれば、それに越したことはないけど。
ただ新人賞は、ぜひとってもらいたいんだよね。「世間の認識」というのは、そういったことで容易く変化してしまったりするものだから。それは所属事務所の意識の持ち方なんかも含めて。谷村美月ちゃんの『カナリア』もそんなに人は入らなかったらしいけど、それでも届くべき人には届いてちゃんと賞ももらえたわけだから、きっと由里子ちゃんも大丈夫さ。

銀河鉄道の夜 特集

http://broadband.biglobe.ne.jp/program/index_galaxy_railway.html
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予告編、制作発表、谷村美月ちゃんへのインタビューの動画が見られる。けっこう力入っているのね。制作発表の動画は、小橋めぐみさんのお話も少し聞けます。
監督さんのブログでは、現在、ポスターの限定販売を実施中。ポスターはたぶん、素敵なこれです。


『フラガール』を見たシネコンでもらった『シネコンウォーカー』10月号の若手映画女優特集の中で、美月ちゃんも少し取り上げられていました。メインはあおいちゃん、蒼井さん、エリカちゃん、松下さん、ローサさんのインタビューで、他にこれからの期待株として榮倉さん（なぜか1人だけインタビュー付き）、北川さん、成海さん、多部さん、夏帆ちゃん（『天然コケッコー』のスチール）、本仮屋さん、きいちゃん、志田さん、そして美月ちゃん。