泥棒役者

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上野なつひさんの初舞台、めちゃめちゃ良かった!
見違えるほどしっかりとしたお芝居のテクニックが身に付いていることにまずビックリ。「成長」というのはこういうことを言うんだ、と実感した。そしてそれ以上に、お芝居しているなつひさんの姿が本当にいきいきとしていることに感動。演技することが楽しい! という心からの気持ちが全身から溢れ出ていた。技術面での成長と演じることの純粋な喜びが同時に伝わってくる、初々しくまぶしい演技でした。私は見ていて泣きそうになりました。
なつひさんにとってはこの舞台こそが、女優としての本当の意味でのスタートラインになるんじゃないか。その現場に立ち会えた私はしあわせ者だ。
ザ・コテージ』の舞台挨拶も、なんだかんだで行ってきました。巻き髪のなつひさん、美しかった。。。なつひさんが美しいのは当たり前ですが。
映画の内容は、予想どおり。ただなつひさん演じる貴子が背後からショットガンで撃たれて貫通、白い服の胸のあたりに血がブワッと滲むところだけはちょっと良かった。やはりなつひさんのような、思わずゾッとするほど真白い肌を持ったコは、鮮血で染めたくなってしまう。なつひミサの『エコエコ』で不満だったのは、ストーリーだの構成だのそんなことではなく、ズバリ血糊の量が少なかったことだから。といっても、量が控え目だったのは明らかに狙いで、だからこそその真白い頬をつたう一筋の赤い血が映えていたんだけれども。
夏陽日和