恋は迷路のように

http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html

中学2年の吉田晶子(よしだ・あきこ)は高校生の原直弘(はら・なおひろ)と付き合っている。
晶子の一方的な片思いから始まった恋だったが、今では相思相愛の仲だ。
ある日、晶子は直弘から肉体関係を迫られる。
直弘のことは好きだ。
しかし、体の関係はどうしても受け入れられない…。
少女の揺れる恋の悩みを描いた名作です。お楽しみに!
(1997年9月28日に放送した作品)
【出演】 吉田晶子 原直弘
【脚本】 田島秀樹
【音楽】 小野文栄
【演出】 野田雄介

今週の『中学生日記アーカイブス。なかなかかわいい主人公の吉田さんが心の中で思ったことをすべてモノローグにして喋らせてしまう点とか、広末やドリカムの曲のベッタベタな使い方とか、あれは意図的なものなんだろうか。方法論としてあえてベタな演出を選択しているのかどうか、これだけではなんとも言えない印象。いかにもセットといった感じの出窓の外にこれまたいかにも作り物といった感じの雪が降る場面や偽キスシーンの背後で派手に花火が上がる場面、授業中の教室で吉田さんが何も言わずにすっと立ちあがる場面や気持ちがすれ違う主役カップルの様子に教師カップルの会話がカットバックされる場面などを見ると、ひょっとして意識的なのかな、と思わなくもない。実際のところはどうなんだろう。最後のドリカムなんか、本気で流しているとは到底、思えないんだけど。
しかし「性」の問題を扱うと、どうしても内容が説明的になってしまうね。「性」の話に色々なエクスキューズがくっついて、結局は「性教育」の話になってしまうという。このあいだの『誰にも言えない』なんて、ほとんどすべての描写や台詞が「問題」の「説明」にしかなっていなかった。このあたりが「教育テレビ」の限界なのかな。
ところで、夏の再放送の予定が変更になったようです。
http://www.nhk.or.jp/nikki/theme/index_main.html
『父のフォークロア』も放送することになったんだ。よかったよかった。『父のフォークロア』は海外の映画祭ならぬテレビ祭(という言葉は本当にあるのか?)に出品したりしないのかな。あの作品は、そういった方面にも十分アピールできる内容、というかある意味、非常にアピールしやすい要素を持っていたと思うのだけれど。優れた作品なのだから、正当な評価を受けるべきだ。

時をかける少女

http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/index.php
昨日、見てきた。すでに各所で絶賛されているこの映画は、私が期待していたものとは若干違う面もあったりしたんだけど、それでも完成度の高いよくできた秀作であることは間違いないと思う。個人的には主人公の真琴がやたらとゴロゴロ転がる描写が多かったのがツボでした。タイムリープのときだけでなく、自分の部屋でメールを待っているときなんかもベッドの上で横方向にゴロゴロゴロゴロしている。
谷村美月ちゃんは、私も最初は「え? これが美月ちゃんの声?」と驚いたんだけど、途中、功介先輩のことを知ったいきさつを語るかなり長い台詞で「ああ、やっぱり美月ちゃんだ」と実感しました。ただ達者なだけでなく、自身のパーソナリティをしっかりと声に滲ませている点が流石。
美月ちゃんもAYAMI!!!さんも当然、主役のオーディションを受けたんだろうけど、実際に出来上がった作品を見ると、なぜこの真琴役に選ばれなかったのかよくわかる。真琴の基本おバカなキャラクターには合っていないんだよね。特に美月ちゃんは。細田監督がなにかのインタビューで仲里依紗ちゃんの声を評して「世界の肯定感」という言葉を使っていてグッと来たんだけど、美月ちゃんの声にはそういったものはあまり感じられない。美月ちゃんはもっと複雑なものをあらかじめ抱えてしまっているというか、難しいものと向き合ってしまっている感じがするんだよ。死ぬとか生きるとか、そういったことをつい語らせたくなってしまうような。『カナリア』の由希がまさにそうだったし、今度の『ユビサキから世界を』も予告を見るかぎり美月ちゃんだけ他のコとは別の役割が与えられているみたいだし、残念ながら成功作とは言い難い『生物彗星WoO』にしても美月ちゃん特有のシリアスなトーンは作品世界に確実に反映されて(しまって)いると思う。
関戸優希ちゃんは、下のインタビューで話している自殺と勘違いするシーンなんかは、たしかにちょっと苦労しているなあ、と感じましたね。でも他は悪くなかったと思う。優希ちゃんなりに頑張っているのがよく伝わってきて、見ていて嬉しくなりました。良かったです。ただ私が考える優希ちゃんの可能性って、こういうわかりやすい「妹キャラ」(萌えキャラ?)みたいなのとは少し違う部分にあるんだよね。たとえばそれは、『星は昼も輝く』の、オーディション会場で父親に声をかけられたときのあのなんとも不安げな暗い表情の中に見え隠れしているものだったりする。優希ちゃんが「かわいい」のは当たり前のことだからさ。「かわいい」以上のものが見たくなるんだよね。これから、いろんな役柄に挑戦してほしいな。
名古屋舞台挨拶後の細田監督と優希ちゃんのインタビュー記事
http://www.walkerplus.com/movie/report/report4421.html
ゴールド劇場の舞台挨拶レポートはなぜか優希ちゃん中心の内容。愛知の期待の星だね♪
http://www.eigaya.com/features/tokikake/index.html
優希ちゃんも舞台挨拶とサイン会の感想を書いてくれました。ありがとう。
http://blogs.yahoo.co.jp/miss_phoenix/38334459.html

ハリヨの夏 公式サイト リニューアル

http://hariyononatsu.jp/
すでに何度も紹介している於保佐代子さんの主演映画。正式な予告編も見られるようになってます。
http://hariyononatsu.jp/review_ueno/index.html

少年と少女の顔が並び、前後する。青春映画などによくありそうな構図だが、最近、このように初々しい顔が並ぶところを、ほとんど見ていないことに改めて気づく。
そこに、この新人監督の、てらいなく真っ直ぐな構えを見ることができる。たとえ、それ自体がすでに語られ、反復された物語であろうと、自身にとって切実なものである限りは、何度でも生き直してみせるとでもいうかのように。

こんなこと書かれたら、本当に見たくなる。

スパイ道 女スパイ編

BS-i東京少女』の後番組として、9月には『スパイ道 女スパイ編』が放送されるみたい。テレビ誌に記事が出ていた。やったね。これでようやく田中愛里ちゃん主演の『ハウスメイドスパイもえ』が見られる。
http://www.bs-i.co.jp/matsuri/

3-B 路上イベント

http://ameblo.jp/schoolgirls/

8月5日(土) 15:30〜
うたとトークのミニイベントをやることになりました
場所は 渋谷・代々木公園ストリート(NHKホール横です)
メンバーはこのブログ 3ーB の5人です
一生懸命頑張るので、是非是非 みに来てくださいね(人・∀・)

げっ、マジで!? 行こうかな。山下リオちゃん、見ておきたいし。
http://www.stardust.co.jp/fan/

今日の検索

吉高由里子謡曲だよ」
というキーワードで某所から検索が来ました。
少し調べたら、アルタミラピクチャーズ製作で来春公開予定の『歌謡曲だよ、人生は』という、歌謡曲をテーマにしたオムニバス映画があるらしく、その中の1篇に同じ事務所の(すでに『ZOO』で共演している)高橋真唯さんが出るようなので、もしかしたら由里子ちゃんも出演しているのかもね。
http://www.altamira.jp/archives/index.html
http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/2006/05/60_9fd4.html