愛する街角で

4ヶ月、まともに更新していなかった。。。


見たもの

その間に見た新作映画は『魔法少女を忘れない』『東京公園』『七つまでは神のうち』『都市霊伝説 幽子』の4本だけ(『ロザリオの雫』は旧作)。『東京公園』より『魔法少女を忘れない』だし、『七つまでは神のうち』より断然『都市霊伝説 幽子』(最後の「棺桶」の撮り方ひとつとっても映画としての志の差は明らか)だが、『魔法少女〜』にしても『幽子』にしても長所もあれば短所もある危うい出来の作品で全面的に推せないのが歯がゆいところ。
堀監督の次回作はやまだないと脚本の16ミリ?
http://twitter.com/#!/naito_stylo/status/87178954502443008

実家じゃ絵なんかかけないし、マックもねいし、堀禎一と撮る16ミリのシナリオ書こう。書けたら、口八丁で営業しよう。パリのちっこい映画舘で一年、二年とかかってる光景がみえるんだー。パリスコープに赤ペンで丸つけてさ。10年20年とたんたんと上映されてるんだ。うん、そんな映画を撮ろう。

やっぱり曽根中生とガイラさんは最高。スタイルは違えど、この2人の作品を見ていると「映画」の瞳孔が全開になって目と頭の中がギンギンに冴えわたってしまう。主観でも客観でもない、誰のものでもない、「視点の不在」ならぬ「不在の視点」。

『OL二十九歳〜』はロマンポルノではなく98年制作のエロス系OV。地味なアラサー女性事務員がチャラい上司に遊ばれてストーカーへと変貌していく過程を美的な感性や説話的な機能性とは無縁のチープなワンシーンワンカットで捉える演出はしかし全編にわたって異様な緊張感を持続させておりショパンの「革命のエチュード」をモチーフにあれよあれよという間に雪崩のように破滅へと突き進む64分。時折、挟み込まれるテロップも実に不気味。加藤文彦はやはり只者ではない。

『日本一の悪女?』は井筒作品というより島田元さんの作品。ドタバタというよりもガシャガシャとしたギャグの連なりの中からコテコテの熟女・大林雅美をも天使に仕立て上げなんとも言えない叙情を生み出してしまう島田脚本の力業。音楽も島田節全開。不倫旅行先の湯河原で遭遇するパキさんの存在感がすばらしい。

  • 『ぬるぬる燗燗』(西山洋一
  • 『ぬるぬる燗燗の逆襲 純情編・激情編』(西山洋一
  • 『痴漢白書 劇場版2 真冬のキッス』(西山洋一
  • 『精霊のささやき』(植岡喜晴)

『精霊のささやき』はすばらしい。80年代日本映画にはまだまだすごい作品が埋もれている。

  • 『代官山HORROR 悪魔の棲む街』(石井てるよし)
  • 『脳内潜在麻薬物質リポート ドラッグレス』(小中和哉
  • 『胸さわぎの放課後』(石山昭信)
  • 『バロー・ギャングBC』(和泉聖治
  • 『私のサンタボーイ』(宮島秀司)
  • 『ネコノトピア ネコノマニア』(木村淳)
  • 『ハーレム・バレンタインデイ』(泉谷しげる
  • 『ハードペッティング』(水谷俊之
  • 『カプセルマン』(水谷俊之
  • 『悶絶! 電脳固め』(水谷俊之
  • ロシアン・ルーレット 最後の賭け』
  • 『もっと過激 ふざけんじゃあネェ!』(水谷俊之
  • 『素顔になりたい』(水谷俊之
  • 『'hood』(砂本量)
  • 『女囚K 濡れた過去の女たち』(福岡芳穂
  • 『REFLECTION 呪縛の絆』(光石冨士朗)
  • 『放課後ラブ・クリニック』(北沢幸雄)
  • 『女家庭教師 淫らな遊戯』(北沢幸雄)
  • 『おば様たちの痴態 淫熟』(新田栄)
  • 『新・犬とおばさん むしゃぶりつく!』(浜野佐知
  • 『痴漢電車 貝いじり』(浜野佐知
  • 『満員電車 痴漢テクニック』(池島ゆたか)
  • 『セールスレディ 肉体訪問販売』(池島ゆたか)
  • 『若菜瀬奈 恥じらいの性』(柴原光)
  • 『女刑務官 牝 私刑』(伊藤正治
  • 『緊縛十字架責め』(大門通)
  • 口説き屋麗子 火傷する快感』(佐々木乃武良)
  • 『花嫁は初夜に濡れて』(国沢実)
  • 『白昼の秘めた欲望』(国沢星実)
  • 『変態調教 白衣のうめき声』(荒木太郎)
  • 『痴漢義父 息子の嫁と・・・(夜明けの牛)』(後藤大輔
  • 『汚れた女』(瀬々敬久
  • 『4 Streets Love 好き・すき・スキッ!』(鎌田義孝)
  • 『あぶない情事 獣のしたたり』(鎌田義孝)
  • 『18才 下着の中のうずき(21st century girl)』(坂本礼)
  • 『監禁』
    • 「親愛なる友へ」(坂本太)
    • 「higher love」(女池充
    • 「待ち人きたりて」(女池充
  • 『トマト白書3 誘惑の媚薬』
    • 「最悪の日からはじめよう」(今岡信治)
    • 「愛する街角で」(今岡信治)
  • 『痴漢電車 弁天のお尻(デメキング)』(いまおかしんぢ)
  • 『人妻女教師 熟れた放課後』(今岡信治)
  • 『愛欲みだれ妻(恋する。)』(今岡信治)
  • 『濡れる美人妻 ハメられた女(アナザーマン)』(今岡信治)
  • 『咲子の寿司 絶品・寿司対決!!』(城定秀夫)

今岡監督の「愛する街角で」が泣けて泣けて。号泣してしまった。

かつてのハリウッド映画のような洒脱な演出が光るニック・キャッスルの学園ラブサスペンス『暗殺遊戯』、いつもの行き当たりばったりなデタラメさを封印してニューヨークの街頭で地味シブなサスペンスものを真っ当に撮り上げたラリー・コーエン先生の『パーフェクト・ストレンジャー』、『ゾンビ99』の海岸ゾンビのようにどこからともなくわらわらと沸いてくる盲の黒装束集団の描写が秀逸なダマトの『核戦士シャノン』。そしてカーナハンの低予算デビュー作はすでにこの時点で複雑かつ明晰な語りの魅力を持っている。


東亜優さんの主演舞台の情報、出ました!
http://www.austra.tv/

Re:オーストラ
「トーキョービッチ,アイラブユー」
原作:近松門左衛門 「曽根崎心中
演出:倉本朋幸
脚色・構成:上本聡


出演:
東亜優
渡邊安理(演劇集団キャラメルボックス
須貝英(箱庭円舞曲)
神戸アキコ(ぬいぐるみハンター)
後藤剛範(国分寺大人倶楽部)
松崎みゆき
カトウシンスケ
兼多利明


ライブ演奏:
MOGMOS & ALL STARS


会場:サンモールスタジオ
東京メトロ丸ノ内線新宿御苑駅」より徒歩5分)


日時:
12月7日(水)〜11日(日)


チケット発売日:
2011年9月30日 AM10:00

チケットはすでに発売中。『曽根崎心中』で主演ということはお初の役ということだ。すごいな。東さんにとってもこれはチャレンジだろう。絶対見にいこっと。
『月間東亜優』ももっと真面目に更新しようや。いちおう「月間」って名乗ってるんだからさあ。。。
http://www.odoroku.tv/entertainment/higashi_ayu/index.html


鈴木友菜ちゃんのレギュラー番組キター!
http://www.bs-asahi.co.jp/suzuki_sanshimai/

鈴木砂羽鈴木亜美鈴木友菜で『集合!鈴木三姉妹』!!! これはスゴイ。笑 ユウナの魔術的な声の響きと仕草に幻惑されるべし。BS朝日で8日土曜日正午より放送スタート。必見。
http://www.kracie.co.jp/news/10009995_3894.html
以下、4月からのユウナ総ざらい。
まずユウナがフィーチャーされているジルコニア『ひだまりの下』のPV

うたたねから目を覚ました後の気だるい表情と動きの中にこそユウナの本質はあるが、最後の笑顔の連打にはさすがにやられる。
イーネットのCM
http://www.enetcom.co.jp/m_contents/cm/index.html
駿台予備校のスチール仕事も長いね。もう5年ぐらい? 愛されてるな〜。
http://www.sundai.ac.jp/yobi/sotsu/index.htm
8月発売の『マーガレット』17号に掲載されたユウナを主人公にした漫画はみんなもうチェック済みだよね。
http://yahoo-mbga.jp/25000015/diary/840876545
http://www.margaret-blog.net/staff/2011/08/seventeen-model.html
振袖カタログ
http://mixflavour.exblog.jp/16558497/

さらに、来年の成人式向けの振袖カタログも。ジョイフル恵利さんとぷりずむ館さんのカタログです。SEVENTEENモデルの鈴木友菜ちゃんとnon・noモデルの本田翼ちゃんが表紙を飾ってます。お着物ももちろん綺麗ですが、モデルさん二人もとっても綺麗です。ハタチを迎える方が周りにいらっしゃる方、必見です!

ジョイフル恵利 http://furisode.joyful-eli.com/
ぷりずむ館 http://www.prism-kan.com/
サイト上では見れないのかな。ユウナはいいけど翼ちゃんは着物は似合わない顔立ちだろう。
事務所公式ページのURL変更&新宣材写真追加
http://spacecraft.co.jp/model/profile/suzuki_y.html
ユウナ、自動車の運転免許取得。
http://yahoo-mbga.jp/25000015/diary/831041630
http://yahoo-mbga.jp/25000015/diary/833232104
ユウナはああ見えて間違いなく「スピード狂」だから運転にはくれぐれも気をつけて! 前にユウナと同じタイプの女優さんに「気をつけて!」と書いたら、書いた側からバイク事故を起こしてたよ。
友菜絵
http://ameblo.jp/arts-nae/entry-10860800540.html
http://ameblo.jp/arts-nae/entry-10988432444.html
麻友菜
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10856571865.html
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10877657506.html
桃友菜
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10992956587.html
桃麻友菜
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10955351504.html
ゆう菜
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10853864202.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10854234561.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10857864018.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10957192682.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10962289964.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10970571270.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10978730622.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10982530005.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10983107456.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10993611338.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-11025738075.html
その他
http://star-studio.jp/anri/index.php?ID=1274
http://star-studio.jp/anri/index.php?ID=1337
http://star-studio.jp/anri/index.php?ID=1461
http://star-studio.jp/anri/index.php?ID=1471
http://yahoo-mbga.jp/12715926/diary/814331019
http://ameblo.jp/iidayon/entry-10904549924.html
http://ameblo.jp/iidayon/entry-10912123387.html
http://ameblo.jp/iidayon/entry-10952626818.html
http://yahoo-mbga.jp/34022111/diary/824466060
http://yahoo-mbga.jp/34022111/diary/836183379
http://yahoo-mbga.jp/34022111/diary/836817111
http://ameblo.jp/kitayama-shiori/entry-10929501334.html
http://ameblo.jp/kyohei-fashion/entry-11009802037.html
SEVENTEEN』夏の学園祭
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SEVENTEEN』11月号の男装コンテストはどう見てもユウナの百合友くどえみのイケメンぶりが圧勝。毎日くどえみに投票しよう。
http://www.s-woman.net/st/dansou1111/
あと中条あやみポーリンさんは『SEVENTEEN』はとっととすっ飛ばして早く青文字系のファッション誌に来てください。


小林麗菜ちゃんが千葉で撮影してたのって『ヤツルギ』だったのか。第2クールは来年1月から放送。
http://ameblo.jp/r-xoxo-02/
http://www.yatsurugi.net/
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麗菜ちゃん出演『舞姫 ディーヴァ』(樫原辰郎監督!)
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=1059
http://gree.jp/kobayashi_mao/blog/entry/524160238
麗菜ちゃんのこと、誉めてる人がいるぞ。
http://ameblo.jp/dyodiary/entry-10941716573.html
同じ樫原監督の『きょんがいる島』はどうしたのかな〜。早く公開してほしいな〜。
7月にテンダープロ軍団で合宿して臨んだ↓の作品も気になる。
http://ameblo.jp/3shiori/entry-10964238546.html
http://ameblo.jp/3shiori/entry-10965409737.html
主演作『女子高生ミステリーサークル 身代わり人形アリア』は12月2日にDVD発売。
http://www.mizunet-tv.com/mizunet_horror/mistery_circle.html
舞姫 ?ディーヴァ? [DVD] 女子高生ミステリーサークル 身代り人形アリア [DVD]


FLOWERでしゅーか(藤井萩花)が華麗に復活。
http://www.flower-ldh.jp/
http://www.flower-ldh.jp/profile/#prof03
相変わらずのとんがり具合、そしてますます磨きのかかったエロかっこよさ。


聴いたもの

  • Half Pint / Classics in Dub
  • Manolito Simonet y Su Trabuco / Se Rompieron los Termometros
  • Gema y Pavel / Trampas del Tiempo
  • Alfredo Zitarrosa / Antologia 1936-1989 3
  • Boizinho Barrica / Baiante
  • Rabo de Lagartixa / Rabo de Lagartixa
  • Vania Bastos / Canta Mais
  • Ney Matogrosso / Batuque
  • The Fabulous Trobadors / Era Pas de Faire
  • Dan Barta / Illustratosphere
  • Kladivo, Konj and Voda / Opus Magnum 1979-1983
  • ロシアのバンドKinoの初期音源(?)集
  • Ange / A Propos de...
  • David Sylvian and Holger Czukay / Flux + Mutability
  • Gordon Haskell / It Is and It Isn't
  • Gentle Giant / Octopus
  • Genesis / Live
  • Roxy Music / Siren
  • Angel Pavement / Maybe Tomorrow
  • The Doors / Alive, She Cried
  • Kiss / Hotter than Hell
  • J.J. Cale / Special Edition
  • Medium Cool / Imagination
  • The Paragons and The Jesters / The Paragons Meet The Jesters
  • Bukka White / Sky Songs
  • V.A. / Live in Concert Nashboro Gospel Live Vol.1
  • 中村八大 / ふたつのコンサート
  • Red Mitchell / Simple Isn't Easy
  • Penny Goodwin / Portrait of A Gemini
  • Cumulo Nimbus / Forty Seven Times Its Own Weight
  • The Microscopic Septet / Lobster Leaps in
  • Pere Ubu / Terminal Tower : An Archival Collection Nonlp Singles and B Sides 1975-1980
  • Pere Ubu / The Modern Dance
  • Tone Dogs / Ankety Low Day
  • Pale Nudes / Wise to the Heat
  • Cutler, Dimuzio, Vrtacek / Preacher in Naked Chase Guilty
  • Happy Family / Happy Family
  • M's NEXUS / Mのネクサス
  • Mach Kung-Fu / Going Native
  • ぱぱぼっくす / 哀恋歌
  • 新垣優子 / 風ヌ葉
  • 芳村五郎治 / 二世 芳村五郎治を偲ぶ
  • Feep / The Great Curve
  • Mika Sasaki and Various Artists / Memories of Sasaki San
  • V.A. / Observatori 2000 Compilation
  • M'Lumbo / Book of Night Burning in a Garden of Ice
  • Potuznik / Amore Motore(...Autobahn)
  • Geeez 'N' Gosh / My Life with Jesus
  • Howie B / Snatch
  • Alif Tree / French Cuisine
  • S as in Soul. / S as in Soul.
  • Roberta Kelly / Zodiac Lady
  • Divine / Greatest Hits
  • Wicked Witch / Chaos 1978-86
  • Morbid Angel / Altars of Madness
  • Morbid Angel / Blessed Are the Sick
  • Morbid Angel / Covenant
  • Morbid Angel / Domination
  • The 3rd and the Mortal / Tears Laid in Earth

Alfredo Zitarrosaは「ウルグアイユパンキ」と呼ばれる人物だが、ユパンキソンコ・マージュ船村徹というよりジャック・ブレルとビクトル・ハラの間に存在するような歌声。いずれにせよ偉大な歌い手だろう。

ゴードン・ハスケル『歳時記』は地味だがすばらしいアルバム。終盤は涙なしには聴けません。「渚にて」柴山氏の推薦も納得。

Medium Coolはチェット・ベイカーの即席トリビュートユニット。James Chanceのひしゃげたサックスと歌も味があってよいが、白眉はなんといってもAlex Chiltonの歌唱。もう完全にチェット・ベイカーになりきって気持ちよさそうに歌ってる。その歌声があまりにも純粋で無防備だから聴いてて泣けてくるのだ。

いっしょにこわれましょう

見たもの

ウーリー・ロメルの作品を久々にゲット! うれしい! 相変わらずのしょぼさ、せこさ、そして胡散臭さ! 今作は東南アジアロケで胡散臭さ倍増。クラウス・キンスキーの客演よりも胡散臭い役柄で登場するロメル本人の出演がファンとしてはたまらない(自虐的な退場の仕方がまた最高!)。それで油断していると映画的にハッとさせられるような瞬間がひょっこり紛れ込んでいたりして。いつもながら脱力するラストといい、いやあ、いいですなあ。この一筋縄ではいかないロメル映画についての論考ってどこかにないのかしら。誰か書いて。

  • 『ファング 異形生命体』(グレイドン・クラーク)
  • 『ジャンク・イン・ザ・ダーク』(ジャック・ショルダー)
  • 『ザ・ヒッチハイカー 第2の遭遇』
    • 「刺青の男」(フィリップ・ノイス
    • 「ビデオ・デート」(リチャード・ロススタイン)
    • 「過去からのシスター」(カール・シェンケル)
    • 「悪夢のイリュージョン」(マイ・ゼッタリング)
  • 『インベーダー 1st STAGE』(ポール・シャピロ)
  • カサブランカ・エクスプレス』(セルジオ・マルチーノ)

セルジオ・マルチーノはやっぱりいいな。B級映画の美徳を感じる。真夜中の暗闇の中で静かに進行するナチスの奇襲作戦の描写にゾクゾク。ラストで偽チャーチルがステッキを握った瞬間、思わず落涙。

87年インドネシア産女版『ターミネーター』ちょいエロ風味。なかなか楽しめる内容だったが好事家の間ではけっこう有名な作品なのね。予告編が収録されていたヴィンセント・ドーン先生の『サイバーロボ』(こちらは『プレデター』のパクリ)も俺は見たいぞ。

やっぱりリモザンの映画はひねくれてておもしろいね! 『夜の天使』なんて四半世紀前の作品とは思えない瑞々しさと新鮮な驚きがある。

東映Vシネ初期の作品である石井輝男の『ザ・ヒットマン』はまさにB級映画の簡潔な魅力にあふれた秀作だ。アクションの演出が全編にわたり冴えまくっている。とにかく速い、速い。瞬きしている間に次のカット、次のアクションに移っている。

  • 『リョーコ!!』
    • 「彼女が歩けば棒もふっ飛ぶ」(利重剛
    • 「たまってるのよ、なにもかも」(阪本順治
    • 「インターネットに無縁な人たち」(天願大介
    • 「にっぽんチャチャチャ」(緒方明
  • 『カメレオン』(阪本順治

『リョーコ!!』は90年代半ばに制作されたWOWOWのドラマシリーズ。阪本順治演出の回が他を圧して良い。もうワンショット目から画面の濃度、強度、密度がぜんぜん違う(見れば一目でわかる)。佐藤浩市の「背中」に思いっきり泣かされる。これ見ると『カメレオン』レベルで喜んでちゃいけないよな〜と思う。で、次に良かったのが緒方明の回で全体になかなか頑張っているんだけど、肝心なシーンの演出をことごとくハズしてしまっているのが惜しい。でも佳作。あとの2人はどうでもいい感じ。

  • 『血風ロック』(流山児祥)
  • 稲川淳二のトゥルーストーリー』
  • 『シネマワイズ新喜劇 大阪好日』(福岡芳穂
  • 『シネマワイズ新喜劇 マネージャーの掟』(福岡芳穂
  • 『湘南武闘派高校伝』(福岡芳穂
  • 『新キラー・クロコダイル 赫い牙』(米田彰)
  • 『最後の馬券師2』(米田彰)

米田彰の『新キラー・クロコダイル 赫い牙』の中には、『ションベン・ライダー』(相米慎二)や『憐』(堀禎一)のように「映画」の「地肌」に直に触れてしまっている空恐ろしいショットが複数紛れ込んでいる。これが意識的なものなのかはたまた偶然の産物なのかは、劇画的なストップモーションの多用が印象的な『最後の馬券師2』を見ただけではよくわからない。チェックしなければならない監督が増えた。
米田彰フィルモグラフィー
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0343370.htm

1983.03._ 虐待奴隷少女  高橋プロ
1988.06.10 本番ONANIE 指戯  国映
1993.06.25 新キラー・クロコダイル 赫い牙 (V)  ジャパンホームビデオ
1994.03.25 最後の馬券師 II (V)  ケイエスエス
1996.02.21 覗かれた女 (V)  S.I.Eプロジェクト

名作の誉れ高い『少女縄化粧』は前半の画と音がマジですごくてショットが変わるたびに「うおお!」「すげえ!」「こりゃ傑作だ!」と圧倒されながら見た(“暗い眼をした少女”日野繭子が砂浜で男たちに犯されるシーンにおける波の音響の凄まじいこと!爆音仕様です)のだが、後半お遍路さんが終わって実際の復讐劇がはじまってからはやや失速。ショットもゆるくなる。でも前半は間違いなく傑作。これほどの作品が当時大量に生産されていたピンク映画のうちの1本だったというのだから途方に暮れてしまう。

  • 『箱の中の女2』(小沼勝
  • 『おあずけ』(内田琢磨)
  • 『出張』(沖島勲

『おあずけ』おもしろかった。演出(内田琢磨はあの内田吐夢の三男だそう)はスカスカだけど、ガイラさんの脚本がすばらしくデタラメで笑ってしまう。桜井幸子新島弥生主演のアイドル映画としての青春ラブコメニューウェーブ風サイキックSFと狼男ものとゾンビものとあとパンツの穴テイストみたいなのを思いついたまま行き当たりばったりにつなぎ合わせたようななんともトンデモな珍作。最後のスパゲッティナポリタンと南極(?)の執拗なカットバックによる超能力対決とかどう見ても狂ってる。この自在なデタラメさもまた「映画」の「自由」である。オススメ。

  • エイズをぶっ飛ばせ 桃色プッツン娘』(渡辺元嗣
  • 『コードネーム348 女刑事サシバ』(向井寛)
  • 『テンカウント』
  • 『大阪最強伝説 喧嘩の花道3』(石川均
  • ドーベルマン刑事』(後藤大輔
  • 『スウィートルーム2』(川崎善広)
  • 『Giri Giri GIRLS in 超・恐怖体験 第4話「心霊ビデオ」』(鶴田法男)
  • 『露出狂の女』(塩田明彦
  • 『ザ・ストーカー』(鎮西尚一
  • 『超いんらん 姉妹どんぶり(月光の食卓)』(池島ゆたか)
  • 『援交コギャル おじ様に溺れて』(池島ゆたか)
  • 『若妻 SEXフレンド志願』(大山銀)
  • 『喘ぐ女 声優陵辱』(種井亮太)
  • 『サイコ・タクシー 真夜中の淫殺コール』(北沢幸雄)
  • 『肉体警備員 裂かれた制服』(熊澤尚人
  • 『美人家庭教師 たらし込む快感』(新田栄)
  • 井川遥 imagine』(今岡信治)
  • 『夢なら醒めて・・・・・・』(サトウトシキ
  • 『人妻猥褻事件簿 露出投稿マニア』(城定秀夫)
  • 『ヤリック 「エロネット武田」の淫謀!?』(宇田川大吾)
  • 『超妖魔伝説 うらつき童子 魔界学園編』(中野貴雄
  • 『帰ってきた痴漢セクハラ男 サワリーマン金太郎 VS 痴女軍団』(中野貴雄
  • みこすり半劇場』(中野貴雄
  • 『ザ・タブー 恋人たち』(平野勝之
  • 『タンバリボン』(中村隆太郎

城定監督の2作目『人妻猥褻事件簿 露出投稿マニア』は某サイトでは「約25分の短編」とか書かれているけど実際は60分のピンク映画サイズの中編OVです。「約25分」は後発のDVDのために再編集された短縮版だと思われます。


小沼雄一監督の『東大を出たけれど』、見たいなあ。せめて予告編ぐらい作ってくれないものか。
http://www.amumo.jp/movie/toudaiwodetakeredo.html
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338603
『結び目』『nude』につづいて音楽は宇波拓が担当。見たいのう。
小沼監督のさらなる新作『都市霊伝説 幽子』
http://shinreiyuko.com/
http://www.fjmovie.com/main/news/2011/news02_shinrei.html
前の『都市霊伝説 心霊工場』も見ておきたいのよ。


堀禎一監督の新作『魔法少女を忘れない』。東京での公開はいよいよ今月23日から! カーテン!
http://www.maho-shoujyo.jp/


http://www.atelier-ism.com/works/hm/movie.html

「長くて静かな旅」
 監督:早坂 出演:東亜優下村マヒロスズキジュンペイ

東亜優さんとスズキジュンペイさんの共演! まるで俺がキャスティングしたみたいだ。笑 東京藝大大学院映像研究科6期生の実習作品かな。東さん、いい仕事してる。見たい!
http://ameblo.jp/miyuki10blog/entry-10707575816.html
東さんからのメッセージ


いちおうメモ。韓英恵ちゃんの出演作。宝塚大学の卒制映画。
http://motherfilm.jounin.jp/

「UNBRIGHT」(2011/HDCAM/16:9/75min)
監督・脚本・編集 倉本雷大

出演 木田ゆきの
    韓英恵
    富岡英里子
    矢崎初音
    千葉美紅
    渋川清彦

http://tugw.takara-bune.net/
http://hanaekan.blog55.fc2.com/blog-entry-271.html
http://hanaekan.blog55.fc2.com/blog-entry-272.html


ほんわかツンデレ娘こと山田帆風ちゃんのミスココイチの話はどうなったん? 震災の影響で企画自体、流れたのか?
http://www.cocoichiparty.jp/
http://www.cocoichiparty.jp/girls/index.html

スッピンファイヤー9の件といい、なんだか帆風はツイてないね。。。
パナソニックヘッドフォンのスチール広告
http://panasonic.jp/headphone/
ニコニコ動画CM

http://tf-movie.sblo.jp/
http://tf-movie.sblo.jp/article/42306516.html

■タイトル:「TF」(仮題)
■時間:長編約80分を予定
■ジャンル:SFミステリー、人間ドラマ
■監督:小澤雅人
■製作:エーアワーズ ピクチャーズ http://ah-pics.com/
■公開時期:2011年春以降劇場公開予定
■出演者情報:栞菜、山田帆風寉岡瑞希大山貴世フォンチーアイドリング!!!)、小日向えり新川優愛 ほか
■ストーリー:高校3年生の紗恵、千春、公佳は、失踪してしまった友達のみづほを探しに郊外の森に入るが、途中で道に迷ってしまう。森の中で不思議な「刀」を手にした3人は、導かれる様にして森の奥へと進んでいくのだが・・・。


清水富美加隊長と入れ替わりで新年度から『テストの花道』に知られざる大物・小林麗菜ちゃんが出演中。『マジすか学園2』とあわせて必見ね。
http://ameblo.jp/r-xoxo-02/

NHK教育テストの花道」レギュラー 2011.4〜

http://gree.jp/36202303
http://www.mizunet-tv.com/mizunet_horror/mistery_circle.html

女子高生ミステリー・サークル


【出演】 小林麗菜/滝沢詩織/藤田絢子北澤鞠佳
【監督】 MizuneT
【STAFF】佐藤義孝/宮崎知行
【協力】スマイルプロモーション
【ジャンル・規格】ホラー・ドラマ/16:9/カラー/音声:ステレオ/尺:33分
【製作】 MIZUNETV

麗菜ちゃん主演か。予告編見たいぞ。


SEVENTEEN』で今月からはじまった鈴木友菜ちゃんの連載。「ユウナ本人が感想をしゃべっている」という形態よりも「編集者がユウナの摩訶不思議な生態を観察する」という形にした方がおもしろくなるんじゃないか。いろいろな場所へ行って体験取材をするという企画自体はとてもいいと思うのだけれど。
かんぺき★プロフィールs更新
http://www.s-woman.net/st/profile/detail/s_yuna.html
メッセージMOVIE
http://www.s-woman.net/st/profile/detail/wmv/11_s_yuna.html
ユウナの魔術的な声が聴ける。リラックスしてるね。
ユウナのイーネットのCMってまだオンエアされていないよね? ウェブサイトにもまだ登場していない。これも震災の影響か。
http://www.enetcom.co.jp/pc_main.html
ブリヂストン『カジュナ』のカタログにユウナと坂田梨香子ちゃん。
http://takeuchisaikuru.com/information-and-news/bicycle-news/seventeen-cajuna.html
http://ameblo.jp/shimizu1970/entry-10793177435.html
このカタログほしいけど取り寄せができないんだよねえ。。。
ジルコニア『ひだまりの下』のPVも本当に見たい。↓の抜粋動画にほんの少しだけユウナ登場。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/VR/zilconia/index.html?VRCL-4013
ユウナが8ミリカメラを構えてる!! もう何も見えなくなってしまうほどまばゆい光の中、天才ユウナが撮ったフィルムにはいったい何が映っているのだろう。
どなたかyoutubeに全編アップしてくださいませ。
http://yahoo-mbga.jp/25000015/diary/793992366

この日はZILcoNIAさんのPVの撮影をしてたんだけど、


素敵な曲だからみなさんに聴いてもらいたいし、
PVも見てもらいたいな:-)


ちょっと先だけど、3月23日リリースのアルバムの中の【ひだまりの下】お楽しみにっ( ´ ▽ ` )ノ

http://blog.zilconia.com/?eid=987407

今回、PVに一緒に共演してくれた 鈴木友菜ちゃん!!
やっぱりプロですね!!(笑)


演技が素晴らしくうまい!!


友菜ちゃんの演技をなおと見てて、その演技をなおと真似したりしてたんですが、


二人とも ちょけてる中学生みたいになってました(笑)

http://ameblo.jp/zilconia-staff/entry-10797982158.html
友菜絵
http://ameblo.jp/nae-suzuki/entry-10753445807.html
http://ameblo.jp/nae-suzuki/entry-10753859050.html
http://ameblo.jp/nae-suzuki/entry-10754055662.html
桃友菜
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10777357113.html
麻友菜
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10825909774.html
桃麻友菜
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10780684499.html
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10781941877.html
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10796613081.html
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10818544098.html
ゆう菜
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10765569073.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10790456612.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10793734558.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10810552027.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10818583656.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10824310036.html
卒業式!
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10818600330.html
http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10819663866.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10819558727.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10820517030.html
http://ameblo.jp/mayuchaiyaaaaa/entry-10821878265.html
その他
http://ameblo.jp/iidayon/entry-10778247893.html


森山沙月ちゃん! 美しすぎる!
http://workshop.jp/back-cover02.html

さっちゃん、またブログやって。


そのさっちゃんも参加した1月の『ラブベリー』同窓会! 総勢15人! ヤバイね!
http://ameblo.jp/katorubi/entry-10776334773.html
http://ameblo.jp/katorubi/entry-10776448260.html
http://ameblo.jp/katorubi/entry-10776626711.html
http://ameblo.jp/katorubi/entry-10776727317.html
http://ameblo.jp/katorubi/entry-10776986718.html
http://ameblo.jp/sara-wakatsuki/entry-10778460751.html
http://ameblo.jp/sakata-aya/entry-10776723951.html
http://ameblo.jp/sakata-aya/entry-10777761623.html
なんとなんと市川春樹姉さんもいるよ〜。嬉号泣 春樹姉さん、ぜんぜん変わってないな。元気でやっているようならそれで十分です。


松田和佳ちゃん特集
http://tencarat-plume.jp/models/details/matsudawaka.shtml

CM
進研ゼミ 高校講座
東京ディズニーランド

http://www.zemi.ne.jp/tvcm/
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/special/harucampus/
ディズニーリゾートの特設ページは残念ながら震災で消えちゃったね。CMとしては進研ゼミよりディズニーの方がかわいく撮れてた。
http://www.youtube.com/playlist?p=95569B1182E22A86
「春キャン 思い出づくり講座 1〜4」を参照。
http://ameblo.jp/yuiko-kariya/entry-10707042121.html
http://ameblo.jp/yuiko-kariya/entry-10747803779.html
http://ameblo.jp/eriko-watanabe/entry-10766444605.html


聴いたもの

  • The Beach Boys / Sunflower
  • Kerry Hallam / Autumn Harvest
  • Bruce Hibbard / Time Waits
  • Smog / Kicking a Couple Around
  • Eugene Chadbourne and Evan Johns / Terror Has Some Strange Kinfolk
  • Dick el Demasiado / Al Perdido Ganado
  • Peter Tosh / Talking Revolution(Live at the One Love Peace Concert 1978 & Extra Acoustic CD)
  • Bob Andy / Retrospective
  • WC and the Maad Circle / Curb Servin'
  • The Opus / 002 Breathing Lessons
  • Huge Voodoo / Affordable Magic
  • Suzukiski / Message
  • Ohta-San(Herb Ohta) / Islands Forever with Good Old Folks

かすみそうの歌

2010年は足の陥入爪の症状が本格的に出始めた10月中旬以降、映画館へまったく行けなくなってしまったので、『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』(石井隆)や『行きずりの街』(阪本順治)といった重要作品を見逃している。そんな悲惨な状況の中、今年見てグッときた新作映画5本。今回は無粋を承知であえて順位を付けてみた。
1位 『ヒーローショー』(井筒和幸

ヒーローショー [DVD]

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2位 『nude』(小沼雄一
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3位 『ナイト&デイ』(ジェームズ・マンゴールド4位 『結び目』(小沼雄一
結び目 [DVD]

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5位 『サロゲート』(ジョナサン・モストウ
サロゲート [DVD]

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次点
『シャボン玉』(瀬田なつき)のダンスシーン以外
http://www.nihonnouta-caravan.com/#f06
http://www.nihonnouta-caravan.com/page/shop.html
特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(ジョー・カーナハンというわけで自分にとって2010年は『ヒーローショー』と小沼雄一の年でした。
1位の『ヒーローショー』については公開時にすでに書いたとおり。http://d.hatena.ne.jp/claudine/20100704を参照。
小沼監督は『接吻』(万田邦敏)より怖くて面白い『結び目』も切れ味鋭くてよかったが、『nude』はそれよりもさらにすごい映画だった。揺れる純白のカーテンを捉えたファーストショットからもう目に涙が溢れ、そこから先は全編目がうるうる状態。こんな経験は『彼方からの手紙』(瀬田なつき)の初見時以来だ。風の捉え方がすばらしく思わずうっとりしてしまうような瞬間が幾度もあったのだが、AVの撮影シーンにおける大勢のスタッフたちの動かし方なども実に見事なものでゾクゾクしながら見た。一方で主人公がAV出演を決断する夜の自室のカーテンに当てられた照明の変化による演出のように今までチェックしてきた小沼監督の作品ではあまり見られなかったようなケレンを感じさせる場面もあり、終盤に主人公が気を失い新潟へ飛んでからの鮮烈な画面連鎖(スクリーンプロセス!)には本当に鳥肌が立った。あえて本作の欠点を挙げるとすれば主役の渡辺奈緒子光石研の芝居に比べると脇の佐津川愛美山本浩司は明らかに演技過剰でバランスがとれていないこと。あとは細かい部分だけれど主人公の部屋のウインドチャイムの音はもう少し大きく印象的に響かせてもよかったのではないだろうか。
この映画『nude』は有名人になりたいと願った少女が何も知らずに上京して周りの大人に騙されつづけるような形でAV女優として大成する話などでは断じてない。これは流されるように生きることしかできない人間が知らぬ間に大切なものをひとつずつ失っていき最後に自身の絶対的な孤独に気づくまでのあまりにも残酷な物語だ。だからラストに意識を取り戻した主人公はAVの台本に書かれたこのセリフを何度も何度もつぶやく。「私はあなたが大好きです。だから私を抱いてください。私はあなたが大好きです。だから私を抱いてください。」そしてその絶対的な孤独をそっと慰撫するようにテニスコーツの歌と演奏が優しく慎ましく寄り添う。

『シャボン玉』はいつか撮られるであろう瀬田監督版『クーリンチェ少年殺人事件』の早すぎた予告編だと理解している。


つづけて今年見た旧作で特に心に残ったもの。こちらは順位は付けない。
『バッド・ガールズ』(マイ・ゼッタリング)
『ヘル・ゴースト 悪魔のスケアクロウ』(ウィリアム・ウェズリー)
『バナナ白書3 イケナイお遊戯』(松岡邦彦)
『デッドリー・サンデー 地獄のドライブ』(ドナルド・M・ジョーンズ)
『闘龍伝』(サトウトシキ
ナンシー・アレンのスキャンダル・スキャンダル』(ポール・バーテル)
『アクセル ブチギレ女の暴走クラッシュ!!』(ガイラ)
援助交際 特Aランクの女子校篇』(島田元)
『ポップコーンLOVE』「プライベートコールガール」(矢野広成)
『女子校生 制服白書 17歳』(北沢幸雄)
『七瀬ふたたび』「心的力域」9話10話(七里圭
『俺たちの生きた時間』(渡辺義充)
『バイオレンス・ポルノ 縄姦』(小水一男)
『サイコハンニバル』(宗かんな)
『病院なんか怖くない。 ボクが病気になった理由2』(加藤文彦)
2010年はピンク映画とエロス系OVの旧作中心に見つづけた1年だった。


最近見たもの

  • 『日本の拷問』(高橋伴明
  • バイオレンス・ポルノ 縄姦』(小水一男)
  • 『真夜中のアバンチュール 不倫妻、絶叫!』(加藤文彦)
  • 『女囚拷問責め』(鴨田好史)
  • 『淫ら姉妹 生肌いじり』(深町章
  • 『女修道院 バイブ折檻』(浜野佐知
  • 『白衣いんらん日記 濡れたまま二度、三度』(女池充
  • 『ぐしょ濡れ美容師 すけべな下半身(まるで再出発)』(女池充
  • 『新・したがる兄嫁 ふしだらな関係』(上野俊哉
  • 『おねだり妻 くちびるでご奉仕』(国沢実)
  • 『痴漢電車 手のひらで桃尻を』(国沢実)
  • 『ワイルド アイズ』(国沢実)
  • 『華と蛇』(国沢実)
  • 『新任女刑務官 檻の中の花芯』(七里圭
  • 『人妻告白ファイル 女子大生・処女調教』(渡辺護
  • 『サイコハンニバル』(宗かんな)
  • 『サイコ占い師 姦淫の罠』(北沢幸雄)
  • 『女囚カオリ 監禁懲罰房からの脱獄』(河崎実
  • まいっちんぐマチコ先生 Let's!臨海学校』(河崎実
  • 『女の子の部屋 お手入れ生中継!!』(山内大輔)
  • 『赤い手錠 死刑囚サオリ』(友松直之)
  • 『妖艶くノ一伝 矢魔女篇』(加藤義一)

ついについに冨士ビデオのソフトをゲット! それもガイラ監督の82年作『バイオレンス・ポルノ 縄姦』だー! きゃー! うれしすぎるー!
というわけで本作を入手したことにより2010年の個人的映画関連業務はすべて終了とさせていただきます。みなさんありがとうございました。
、、、とか3ヶ月前にふざけて書いていたら、その後、実際その通りになってしまったわけですが。。。トホホ。。。
加藤文彦監督の『真夜中のアバンチュール』はロマンポルノやピンク映画ではなくエロス系OVの先祖的作品、というか後年のそれらよりもAV色が強めでドラマ部分は短く濡れ場が多くて長い。制作は「小さな映画会社」。このレーベル気になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/H.m.p

また1986年には芳友舎とクリスティーヌの合同レーベルとして「ゴールデン・サム(Golden SAMM)」(後の「小さな映画会社」)が発足。複数キャストによる映画的な作品を制作するレーベルで、武智鉄二片岡修二といった映画畑の監督が作品を残した。

『サイコハンニバル』はガイラ監督のガイラショックレーベルの作品で例によって低予算丸出しの貧相な画面ながら奇妙すぎる細部と不可思議な濃度を持ったイカレたエロサイコスリラー。この「宗かんな」という監督名は明らかに誰かの変名だと思うのだが。。。
『人妻告白ファイル 女子大生・処女調教』はガイラショックレーベルではないけどガイラさんの脚本・プロデュースでガイラさんが監督だったらもっとアナーキーでヘンテコな作品になっていたのかもしれないが、そこは渡辺護監督なので無駄なショットが一切ない非常に端正な「映画的」な映画に仕上がっている。

88年に発売されたイメージビデオ。演出が井筒監督で撮影が篠田昇、というその後共同作業を続けることになる2人の組み合わせ。え? 本当に井筒監督なの? と疑いたくなるようなカット割りまくりの凝った演出だが、ラストに突然、朝鮮ヤクザみたいなのが出てきてハングルで会話し始めるのが笑える。主役の逃避行の先が沖縄だというのも意味ありげ。

  • 『新・童貞物語 ホンコンバージンボーイ』(富岡忠文)
  • 『新・うれしはずかし物語3 天使のキスマーク』(大谷康之)
  • 『アルティメット・クライシス 金田一智子のア・ブ・ナ・イ仕事』(吉村典久)
  • 『病院なんか怖くない。 ボクが病気になった理由2』(加藤文彦)

これは軽やかでスピーディーな展開の中、細部のさりげない演出が幾度となく光るなんともチャーミングな佳篇。ヒロインの七瀬なつみがとてもかわいらしく撮られているし苦手な香川照之も抑えた演技で悪くない。ラストのストップモーションが気持ちいい。上記の『真夜中のアバンチュール』の内容からは想像つきませんな。ほかの加藤作品も見たい。

とうとう見た島田監督の『パスカルの群』。島田作品における重要アイテム“帽子”をかぶったヒロインの中村通代がかわいすぎる。まるで天使。ウクレレの伴奏でささやかに歌うシーンは泣ける。島田監督は女のコをかわいく撮らせたら日本一(断言)。

  • 『会社の怪談』(加藤文彦)

その加藤文彦監督の演出と島田元さんの脚本の組み合わせ、ということでポップで軽やかな一風変わったホラー作品になっているのかと思いきや。第1話「十三階の恐怖」は特撮、特殊メイクのチープさばかりが目立つどうってことのない怨念ホラーで拍子抜け。第2話「異界通信」は『回路』(黒沢清)の元ネタ(本作は97年の作品)のような自殺誘導サイトを描いた内容で、中盤に男が廃墟化した病院へ導かれるあたりから急に探偵映画のような雰囲気になってしまうのが妙な感じでおもしろい。この辺は島田元さんの個性かも。

トシキ監督に演出力があるのはワンカット見れば誰の目にも明らかだが、本作はちょっと雰囲気ショットが多すぎるというかイメージに耽溺しすぎているきらいがある。ばあさんの頭の上の電球が突如破裂して降ってくるシーンにはビックリしたけど。超初期のつぐみと超初期の窪塚洋介(「ヨースケ」時代)の2人をメインキャストでがっつり共演させているのはすごい。つぐみはホラー顔で完全にヒロインを食ってます。
しかしつぐみもせっかく復帰したと思ったのにあれだもんなー。がっかりだー。
http://blog.livedoor.jp/tsugumi0804/
http://twitter.com/tugumi0221

『nude』は上述したとおりの傑作。

名前のない女たち』は実にオーソドックスな青春映画であり正統派の女優映画だった。佐久間麻由はやはり魅力的な女優。

『ナイト&デイ』、期待通りの傑作で笑ったけど、キャメロン・ディアスの最後のオチの台詞がやや長めなのが残念だ。ああいうのは『セルラー』のラストみたいにバシッと簡潔に決めないとね。そしてこれは「B級映画」ではない。


2011年、期待の作品群!
まずは東京国際映画祭でも上映された瀬田なつき監督の商業映画デビュー作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
公式サイト
http://www.usodakedo.net/
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/usodakedo/
1月22日公開。。。陥入爪、たぶん治っていないだろうなあ。。。上映館少ないな〜千葉では見れないのかな〜と残念に思っていたら、どうやら幕張のシネコンで上映してくれるようなので喜んでいたのだが。。。なんとかならんのか、俺の足の爪。。。

http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=211

作品解説
凶暴でワガママで壊れた女の子、まーちゃん。そんなところがいいんだよ、と彼女を守り続ける幼なじみのみーくん。彼はひとつだけ、嘘という魔法を持っていた。新鋭・瀬田なつきが送るポップでキュートで残酷な世界。


あらすじ
僕の幼なじみ、まーちゃん。凶暴でワガママで、でもとっても可愛い、壊れた女の子。僕は君を守る。だって、世界で一番キミを××してるから…。僕(みーくん)とまーちゃんは、10年前の誘拐監禁事件の被害者だ。まーちゃんの家には、行方不明と報道されていた小学生姉弟が監禁されている。どうやら、拉致っちゃったらしい。街では連続殺人事件が起こっている。僕は犯人を知っている(嘘だけど)。僕の主治医である精神科医と、事件を捜査する刑事が接触してくるけど、何をいわれても、僕がまーちゃんを守り続けることは変わらない。君の望む嘘なら、なんでもついてあげる…。不幸だけどいつも幸せな僕らの、嘘から始まる壊れた青春ラブストーリー。

スタッフ
監督/脚本:瀬田なつき 脚本:田中幸子 撮影:月永雄太 録音:岩丸恒 美術:黒川通利 編集:山田佑介 音楽:木下美紗都

スピンオフ

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん episode.0 回遊と誘拐 [DVD]

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん episode.0 回遊と誘拐 [DVD]

http://ameblo.jp/usodakedo-movie/entry-10732462210.html
染谷くんの初監督作も気になるね。
『nobody』主催「せたのまつり」UPLINK FACTORY
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003823.php
木下美紗都さんのライブ+染谷くんとのトーク付き
こっちはもっと早くて1月14日か。。。爪、治ってくれないかなあ。。。
佐々木靖之さんインタビュー
http://www.fnm.geidai.ac.jp/sp/intv/index.html
『あとのまつり』の2人が共演。
http://www.rs-project.net/aruyoru/


小沼雄一監督、『nude』につづく更なる新作はこれだ!
東大を出たけれど 麻雀に憑かれた男』

http://www.amumo.jp/movie/toudaiwodetakeredo.html
http://ameblo.jp/mj-member/entry-10688564344.html
http://oriharamika.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-6290.html
http://oriharamika.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-0edd.html
またいい「風」吹かせているのかな。映画館で上映してほしいな。あの「風」はスクリーンで見たいなー。


妄想少女オタク系』『憐 Ren』の堀禎一監督待望の新作『魔法少女を忘れない』!!!
公式サイト
http://www.maho-shoujyo.jp/
http://www.wasurenai.info/
東京では4月下旬公開予定。
http://dash.shueisha.co.jp/topics/index.html#t20101224_01

http://spotted.jp/lineup

http://dash.shueisha.co.jp/feature/0906/index.html
http://dash.shueisha.co.jp/-wasurenai/index.html

「――僕には、妹のことがわからない」
ある日突然やってきた妹、みらいと共に過ごすようになって半年。高校生・北岡悠也は、まだ彼女との距離感を掴めずにいる。わからないことだらけの妹について、知っているのはたったひとつ――みらいが昔、“魔法少女”であったこと。自分の知らない世界を生きてきた少女に、兄として向き合う奇妙な日常。幼なじみの千花や親友の直樹、その助けを借りながら、季節は移ろい巡ってゆく。忘れ得ない大切な日々を分け合う、四人の少年少女の物語。悠也は魔法少女を忘れない。

タイトルとあらすじ読んだだけで泣けてくる。。。
1 2 3 4 5 6 7
今回は馬場くんは出演しないんですか?


青山真治監督の新作『東京公園』。これは期待。
http://eiga.com/news/20101125/1/
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101125-706306.html
『シェイディー・グローヴ』みたいなのを希望。


ウチのブログではもう何度も触れている韓英恵ちゃんの主演映画『アジアの純真』。
http://twitter.com/pictures_dept/status/19307888384155648

アジアの純真』:片嶋一貴監督作2011年公開予定『アジアの純真』がロッテルダム映画祭に正式出品が決定しました!年末仕事納めに、熱い想いひとつでこの映画を完成させた、監督と脚本家のGOOD NEWS!がお伝えできて嬉しいっ!脚本の井上淳一さんは『パートナーズ』の脚本家でもあります

韓国チュンチョン、パリ、ロンドン(こちらに感想あり)、そしてロッテルダムと海外の映画祭ではけっこう上映されていますが。2011年には本当に国内でロードショー公開されるのでしょうか、、、


速水今日子さんのブログより。
http://ameblo.jp/kyoko-hayami/entry-10727702238.html

土曜の午前中には、
藤一平
デコトラ☆ギャル美菜」
衣装合わせ。


監督二本目の一平君は、
もうちゃんと監督の顔になってた。


私の出番はチラッとだけど、
撮影日が、楽しみだなぁ。

はい、シリーズ新作です。
二本撮りで、一本は城定監督です。
一平組の方は、演歌〜♪な感じです。
是非観てくださいね。
ちなみに奈美2にも、チラッと出させて頂きました。

http://www.leone.co.jp/work/previous.html
ページの真ん中あたり。城定監督の方は『奈美3』みたいね。


派谷恵美サマもこっそり復活中。。。
http://blog.livedoor.jp/hatachiyamegumi/

http://hm0812.jugem.jp/


すでに古い話題だが舞台『そのとき橋には誰もいなかった』の東亜優さん。綺麗でかわいいのでこのまま残しておく。
http://ameblo.jp/agatha-okada/entry-10651558219.html


東さんも日誌に参加しているので過去ログをチェック。
http://www.austra.tv/
東さんの文章、微妙にシニカルでおもしろい。
http://ameblo.jp/mogmos/entry-10707925913.html


森山沙月ちゃん最強。
http://ameblo.jp/h-m-kei-satoh/entry-10659020748.html

http://www.twinbird.jp/product/hair_iron/
ヘアアイロンのカタログほしい。


更新サボっている間に『SEVENTEEN』で鈴木友菜ちゃんが初単独表紙を飾って「月刊鈴木友菜」が付いてきてそこに書いてあった「ユウナは学校でも男子にモテモテ!」という話は少し意外だなーと思ったりしたんだけど。だってユウナって明らかに「難しい」タイプの女のコだもの。こういうコとお付き合いするのは大変よ。

SEVENTEEN (セブンティーン) 2010年 11月号 [雑誌]

SEVENTEEN (セブンティーン) 2010年 11月号 [雑誌]

お、これは珍しくユウナの本質的な部分が出た写真。

http://yahoo-mbga.jp/25000015/diary/761858840
1月号を読んだらデート企画のロケ中に撮った写真だったようで誌面ではユウナはお客さん役でドラムは叩いていなかったね。残念。ドラムもギターもボーカルもすべてユウナが担当、というバンドを作ったら間違いなくこういう音になります。聖なる音。

麻友菜!
1 2 3 4 5 6 7 8
桃友菜!
1 2 3 4 5 6
桃麻友菜!
1 2
友菜絵!
1 2 3
ゆう菜絵!
1 2 3 4
ゆう菜!
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志水ゆうちゃんに「相対性理論」のCDを薦める森ガールなユウナ。さすがである。ユウナにはこのままサブカルチャーを軽やかに突き抜けて、白く焼き尽くされたサイケデリックの荒野へたどり着いてほしいものである。
文化祭!
1 2 3 4 5
その他
1 2 3


渡辺梨夏子ちゃん、大学合格おめでとう。
http://www.watanaberikako.com/blog/?id=1290854915
第一志望が受かったということでよかったね。高校受験のときは本当に悔しそうだったもんね。私は久々にお芝居しているりぃこちゃんが見たいです。


ふぅ隊長こと清水富美加ちゃん、みなぎりすぎ!笑
http://yaplog.jp/lp-s-fumika/
http://yaplog.jp/lp-s-fumika/archive/145
春樹魂を感じますな〜。


ふぅ隊長が市川春樹姉さんの魂を継いでいるなら、この小林麗菜ちゃんは山口真璃亜さまの後継者かな〜。一筋縄ではいかないとんがり具合がそのブログからもじわじわと伝わってきます。
http://www.smile-promotion.com/menu_talent_id=06887
http://gree.jp/kobayashi_reina
1 2 3 4 5
麗菜ちゃん、映画に続々と出演して経験を積んでくれているようでうれしいですわ。
八丈島で撮影したのはおそらく『きょんがいる島(仮)』でしょう。この映画、なんと樫原辰郎監督。役柄は土屋櫻子ちゃんの姉妹かお友だちの役かな。
1 2 3 4
そしてもう1本。なにやら謎めいた3人娘。こちらもテンダープロ系の映画かしら。
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山田帆風ちゃんも映画に出演。こっちもうれしいねー。でもこれ、即興芝居だったの?
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http://ameblo.jp/takayo-ohyama/entry-10724410809.html

何つーか今回


久しぶり過ぎる
映像のお仕事だったし


台本のない


筋書だけで
キャストと監督とで
セリフを決めていける


特殊な進行だったので


正直不安でした
きょどりっぱなしでした

それと


今回の映画は


来年公開予定


DVD化予定


です


聴いたもの

  • Dumisani Maraire and Ephat Mujuru / Shona Spirit
  • Maysa / A Bossa Nova por
  • Rosa Passos / Curare
  • Elis Regina / Luz das Estrelas
  • Eduardo Gudin, Marcia, Paulo Cesar Pinheiro / Tudo o Que Mais Nos Uniu
  • Fabio Tagliaferri / Viola
  • Alceu Valenca / O Nordeste Eletrico de
  • Ginamaria Hidalgo / 20 Grandes Exitos
  • Leonardo Favio / 12 Grandes Exitos
  • Andres Calamaro / Vida Cruel
  • Ernst Leandre / Benita Les Charmeurs du Cap
  • Juan Gabriel / Juan Gabriel
  • YOSHIRO en Miami / キスで殺して
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  • 西陽子 / 箏組曲「植物文様」 藤枝守作品集
  • Xavier Charles, Diane Labrosse, Kristoff K. Roll, Martin Tetreault / Tout le Monde en Place pour un Set Americain
  • Basil Kirchin / Charcoal Sketches, States of Mind
  • Art Pepper / Gettin' Together!
  • Ivo Perelman / Soccer Land
  • Kyo Inaba Trio / Autumn in New York
  • Maria Eva / Maria Eva's Club
  • タイム・ファイブ / ベスト・コレクション
  • The Mark Varney Project / Centrifugal Funk
  • Bizz Circuits / The Very Best of
  • Susanne Brokesch / So Easy, Hard to Practice
  • Headman / Relish Compilation
  • Passion Pit / Manners
  • V.A. / Tuff City Fat Joints Vol.2
  • The Motet / Music for Life
  • 中島美嘉 / LOVE

Herschell Gordon LewisのサントラとBasil Kirchinとタイム・ファイブと中島美嘉が最高。Leonardo FavioはアルゼンチンのJacques BrelかあるいはScott Walkerか。アンナ・ゲルマンは表記がロシア語なので書けません。


星野哲郎『かすみそうの歌』
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/82228/full/

あけみちゃんてば あけみちゃん
再婚しようよ 天国で
僕は天国を 追われた男
そのワケ君は 知っている
君の差し出す 白い手が
僅か五センチ アワワワ 届かない届かない


あけみちゃんたら かすみそう
再婚しようよ 天国で
僕は天国を 追われた男
住まいは 地獄の三丁目
君の差し出す 白い手が
僅か三ミリ アワワワ 届かない届かない


かすみそうをば しきつめて
再婚しようよ 天国で
僕は天国を 追われた男
住まいは 地獄の一丁目
君の差し出す 白い手が
僅か一ミリ アワワワ 届かない届かない