ヒーローショー

はやぶさ」大気圏突入の映像はすごすぎる。美しすぎる。


見たもの

ラリー・コーエン先生の映画にしてはデタラメさとその場の思いつき度がいまひとつ足りない。バンパイアハンターを演じるサミュエル・フラーはかっちょいいけど。

これはなかなかの快作。サクサク進むテンポと撮影がよい。幾度か登場する人や車の追いかけっこシーンなんてけっこう見応えがありますよ。殺し屋のあっけない死に様もいいし、ラストの悪趣味グロもいかにもイタリアっぽくてナイス。

広告代理店的自閉症映画。こんなの褒めちゃダメでしょ。「君と世界との戦いでは、世界に支援せよ」(byカフカ)。それにしても松たか子木村佳乃の顔と声って本当にスクリーン向きじゃないね。

ブラックエンペラー、暴走するバイク、爆音、暗闇に青白く輝くヘッドライト、そして真夜中から明け方の朝焼けへと変化していく光の中、ふてぶてしく生意気でそれでいて不安げな少年たちの顔とともに「何かがゆっくりとしかし確実に終わっていく瞬間」がこの作品には捉えられている。宇崎竜童のナレーションおよび白竜とクロスウインドの音楽は感傷的すぎるが。
http://www.yidff.jp/97/cat091/97c098-1.html


傑作すぎてびびった! 今年のベスト候補。これは陰惨かつ透明なすごい映画だ。思わず2回見にいってしまった。
数年前に実際に起きた東大阪大学リンチ生き埋め殺人事件(参考 12)をほぼそのままの形で再現した前半部分では、ふとしたきっかけで日常の中に侵入してきた暴力が集団心理の中で暴走しバランスを失ってコントロール不能となり最悪の結末へと至る過程を、顔面を執拗に殴りまくる、蹴りまくる、金属バットや鉄パイプやゴルフクラブで頭や腹を何度も殴打しまくる、といった直接的な描写の連続で凄惨に描き切る。
このすさまじい前半部分だけでも十分すごいのだが、本作が本当にすばらしいのはその決定的な出来事のあと同じ名前を持つ2人の主人公(ジャルジャルの福徳と後藤が演じる)が勝浦・鴨川の周辺を行ったり来たりするロードムービーと化す後半の一連である。ここで「死」を背負ったまま生きることになる2人が過ごすゆるやかで穏やかでそして少しだけ滑稽な時間の流れは「映画的」としか言いようのない魅惑的なものだ。主張しすぎないニュートラルな画面(撮影監督が『パッチギ!』シリーズの山本英夫から変わったことが大きいと思う)と編集は、前作『パッチギ!LOVE&PEACE』のくどさ不調さが嘘のようにひとつひとつのエピソードをあっさりと切り取っていく。ジャルジャル後藤の恋人ちすんが別れ際に息子をギュッと抱きしめる、そんな今まで何万回も見たことがあるようなベタな演出がなぜこれほど胸を打つのか。シーワールドのくすんだような青空と雲、前半のそれとははっきりと区別された蝉たちの声の響き、夕闇の潮騒、後藤のアパートの窓の奥に見える浜辺を歩いてくる人たちの影、、、しかしそんな透明な時間も右翼ラップの爆音とともに凄絶な事故によって暴力的に切り裂かれてしまう。
最後に1人ぽつんと取り残されるジャルジャル福徳。かつての相方の幻影も一瞬で消える。その救いようのない孤絶感、虚無感はまるで『宇宙戦争』ラストのトム・クルーズのようだ。
登場人物すべての顔が目に焼きついて離れなくなる、2010年を代表する傑作。

90年代ヤクザものVシネの洗練されたポストモダン豪華版。鈴木慶一の微妙にしょぼい音楽もなにげにVシネチック。笑 暴力描写は実は大したことない。カット割りで逃げている箇所多数。中盤のフェードアウト連発は完全に失敗している。「もう何がやりたいのか自分でもよくわかんねーよー」と1人悶絶しながら裸踊りをしてみたらミョーに魅力的な音楽的グルーブが生まれてしまった『TAKESHIS'』や、「やりたいことなんか何もねーんだよ、、、もうどーでもいーよ、、、」とうつろな目をしながらブリキの人形をカンカン叩いてとりあえず戯れてみた超空疎な『監督・ばんざい!』の方が俺は好きだ(『アキレスと亀』は未見)。次回作は脚本と編集を他人に任せて監督業に専念するとよいと思います。

  • 『若妻痴漢遊戯 それでも二人は。』(城定秀夫)
  • 『ホームレスが中学生』(城定秀夫)

西野翔タローさんと望月美寿々ちゃんをつづけて見ることができてまさに眼福でありました。初期の『若妻痴漢遊戯』はまだ「映画的な表現」とか「作家性」みたいなものにこだわりがある感じでシネフィルな人でも語りやすい側面が残っている。これが『ガチバン』や『ホームレスが中学生』のころになるともはや「作家性」から「職人性」へと清々しく移行しきっていて、たとえば『ホームレスが中学生』や『18倫』の魅力をシネフィルな人たちが語るのはなかなか難しいことだろうなあと思うのだった。それにしても『ホームレスが中学生』のもっちぃチャリンコ2人乗り正面からの長回しショットはマジ泣ける。そしてあのすばらしいラストカットと3人のカラカラと響く笑い声は何度見ても本当に最高だ。

  • 恐怖新聞』(石井てるよし)
  • 『OL仕置人 彼女が水着にきがえるマエ』(吉岡誠)
  • 『原宿!いちご探偵社』(安田健弘)
  • 『爆乳風俗 お気に召すまま』(山崎邦紀
  • 『女事務員 トイレの痴態』(上田良津)
  • 『17才』(木下ほうか)


瀬田なつき監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は先月半ばにクランクアップ。現在、地獄のポスプロ中。
http://pia-eigaseikatsu.jp/news/154474/40157/

http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=10140
「2011年上半期の公開予定」とありますね。
http://star-studio.jp/aya/index.php?ID=621
http://gree.jp/sometani_shota/blog/entry/456598459
染谷くんアフレコ
http://gree.jp/sometani_shota/blog/entry/463254222
桐嶋ヒナタちゃんは『シャボン玉』につづいて再び「瀬田化」。監督の分身か。
http://www.stardust.co.jp/section3/profile/kirishimahinata.html
http://www.stardust.co.jp/section3/profile/arakiyuko.html
『Cinema★Cinema』という映画のムック本に瀬田監督のインタビューがなんと2ページ掲載。
http://www.tvlife.jp/book/cinema/newest.php
こういった一般誌で瀬田さんのインタビューを読める日がくるとは、、、感涙。『みーまー』のプロデューサーさんは『CURE』から『回路』あたりの大映時代の黒沢清作品に関わっていた人(大映→角川という経歴か)だそうで、なんとも興味深いつながりですね。


ところで『熱海の捜査官』で染谷くんと二階堂ふみちゃんが共演するということで少しばかり注目しております。
http://www.tv-asahi.co.jp/atami/
http://www.sma.co.jp/artists/nikaidou/index.html
ふみちゃんも一癖二癖ある一筋縄ではいかないタイプっぽくていいよね。


韓英恵ちゃん主演、片嶋一貴監督作品『アジアの純真』、7月4日と6日にパリで上映されます。
http://www.pariscinema.org/uk/film/fiche-film.html?film_id=2832
日本でも上映してくれ〜。
英恵ちゃんは次に撮影に入る「結構ー暗い話し」の映画に期待したいと思います。


石井隆監督新作『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』
http://www.cinematoday.jp/page/N0025059
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100617-642363.html
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=10947
竹中直人がなあ、、、


佐藤寿保監督新作『名前のない女たち』公式サイト(準備中)
http://namaenonaionnatachi.com/
http://www.bestbrain.jp/

[佐久間麻由 映画出演情報]
劇場用映画「名前のない女たち佐藤寿保監督
(製作:「名前のない女たち」製作委員会=ハピネット、渋谷プロダクション、ゼアリズエンタープライズ、マコトヤ)にヒロインとして出演致します。


9月4日(土)より、テアトル新宿(レイトショー)、新宿K's cinema(モーニングショー)他、順次全国ロードショー
大阪:テアトル梅田 秋
京都:京都シネマ 秋
名古屋:シネマスコーレ 秋
浜松:シネマイーラ 秋
広島:横川シネマ 秋
松山:シネマルナティック 秋
福岡:シネリーブル博多駅 秋
ほか、地方の上映劇場につきましては、近日オープン予定の「名前のない女たち」公式サイトにてご案内していきます。

なんだかすごい映画になっているという噂、、、期待ですな。


いまおかしんじ監督×クリストファー・ドイルの日独合作ピンクミュージカル『おんなの河童』!
http://www.cinematoday.jp/page/N0025396
http://spopro.net/blog/701/2010/07/03/%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%8a%e3%81%8b%e3%81%97%e3%82%93%e3%81%98%c3%97%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%83%89%e3%82%a4%e3%83%ab%c3%97%e7%ab%a5%e8%b2%9e/
すごすぎ。ドイルさん、漢だ。しかし制作費1000万を「低予算」とか書いちゃっている上の記事はどうなんでしょうね。


テレビ東京で平日昼間に再放送している『女のサスペンス名作選』という番組、知っていますか? これの7月7日放送分「母の殺意」という回の演出が西村昭五郎監督なんです。
http://tv.yahoo.co.jp/search/?sword=%BD%F7%A4%CE%A5%B5%A5%B9%A5%DA%A5%F3%A5%B9
このシリーズ、小沼勝監督、余貴美子さん主演の回なんかもあるようなので要注意。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%9C%88%E6%9B%9C9%E6%99%82%E6%9E%A0%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E


東亜優さんの舞台情報。これは先日の「にほんのうた」トークショーで大森監督が撮影中だと話していた長編映画の舞台版だね。映画の方には東さん、出演しないの?
http://www.horipro.co.jp/talent/PF086/

■ 舞台情報
舞台 「世界のどこにでもある、場所」
場所: 下北沢駅前劇場
期間: 2010年8月4日〜8月11日の全11公演

http://www.set1979.com/perform/detail/16.php

【作・総合演出】大森一樹
【脚本・演出】大関
【出演】村田充 吉田友一 桜田聖子 岩田翼
    田上ひろし あいざわ元気 山口智
    池田沙耶香 富田理生 山本圭祐 東亜優
    西岡大輔 杉野なつ美 小暮邦明
【ゲスト】中山うり 小池光子ビューティフルハミングバード
【会場】下北沢 駅前劇場
【料金】前売り4,500円 当日4,800円(全席指定)

http://set.cocolog-nifty.com/setnihonnouta/


黒髪に戻した鈴木友菜ちゃん! やっぱりユウナは黒髪がいちばんです。
http://www.mbga.jp/.pc/_dia_view?d=724790794

http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10573330488.html

『通学電車 君と僕の部屋』コミックスと小説の表紙にユウナ登場。
http://www.margaret-blog.net/staff/2010/06/post-d56b.html

さらに、コミックスの発売が7月30日(金)に決定!!
表紙では鈴木友菜ちゃんと三浦翔平くんが
「通学電車」の世界観を表現してくれました
今から、仕上がりが楽しみです!!
小説も同時発売

これ、主人公の名前が「ユウナ」なんだよね。笑
http://www.mbga.jp/.pc/_novel_view?w=10861219

通学電車 〜君と僕の部屋〜 (君と僕の部屋) (マーガレットコミックス)

通学電車 〜君と僕の部屋〜 (君と僕の部屋) (マーガレットコミックス)

小説 通学電車 君と僕の部屋 (コバルト文庫)

小説 通学電車 君と僕の部屋 (コバルト文庫)

SEVENTEEN』にちょこっと写真が載っていたね。正直、黒髪に戻してから撮影してほしかったけど。まあ致し方ないか。
ところで志水ゆうちゃんとライブへ行って汗かきまくりで大暴れしてきたー、と書いていますが。
http://www.mbga.jp/.pc/_dia_view?d=727363331
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10575052521.html
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10575345790.html
たしか以前、麻友もユウナと2人で何かのライブへ行って一緒にヘッドバンキングしてきたー、みたいなことを書いていましたね。ユウナはそういうコです。ユウナのこと甘ったるく考えている奴はあとで痛い目に遭うからそのつもりで。
今日のユウナ
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森山沙月ちゃんがカタログとパッケージのモデルを務めたヘアアイロンってどの商品だろうね?
http://ameblo.jp/h-m-kei-satoh/entry-10558948969.html
『non-no』は1年前まではマトモなファッション誌だったのに、この半年間であっという間に幼稚なゴミ雑誌と化してしまったね。だから実力のあるモデルがどんどん逃げていく。さっちゃんも早いとこ別のマトモなビューティー誌に移った方がいいよ。本田翼ちゃんは専属モデルになってしまったのは完全に選択ミスだね。『non-no』は今のゴミみたいな内容では月刊化どころか雑誌自体あと1年もたないと思う。廃刊寸前の雑誌って内容がどんどんゴミ化していくからわかりやすい。まあ“つーさん”は専属といいつつ、実はいつもどおり『JILLE』最新号にも登場して保険をかけていたりするんだけどね。笑 賢いね。


清水富美加隊長のブログには市川春樹姉さんの偉大な魂が憑依している!
http://ameblo.jp/shimizu-fumika/
http://ameblo.jp/shimizu-fumika/entry-10563262636.html
http://ameblo.jp/shimizu-fumika/entry-10564240254.html
http://ameblo.jp/shimizu-fumika/entry-10565844515.html
http://ameblo.jp/shimizu-fumika/entry-10579671075.html


松田和佳ちゃん、いいよいいよー。
http://www.lbweb.jp/prof/detail/no35.html
http://www.lbweb.jp/blogs/relay/cat41/
http://www.lbweb.jp/ura_mov/play_movie.php?no=60
趣味特技が「乗馬」のお嬢さまだよ☆


聴いたもの

  • Marta Valdes and Chano Dominguez / Tu No Sospechas
  • Kenneth Sivertsen / Flo
  • Reinhard Mey / Die Grossen Erfolge
  • David Snell / Harp Transplant
  • The Brothers Cazimero / The Brothers Cazimero
  • The Brothers Cazimero / Vol.2
  • The Brothers Cazimero / Ho'ala
  • The Brothres Cazimero / Christmas Collection
  • Negril / Negril
  • Osvaldo Pugliese y su Orquesta Tipica / Antologia Vol.2
  • Astor Piazzolla / La Camorra
  • V.A. / Between or Beyond the Black Forest
  • Bob Moses / When Elephants Dream of Music
  • Patrick Pulsinger Presents Easy to Assemble Hard to Take Apart / In the Shadow of Ali Bengali
  • V.A. / Hydeout Productions First Collection
  • Scarub / Heavenbound
  • Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk
  • Whipped Cream / ...and Other Delights
  • The Aislers Set / The Last Match
  • The Aislers Set / Terrible Things Happen
  • Drunk / Tableside Manners
  • Joanna Newsom / Ys
  • Felicia Atkinson with Sylvain Chauveau / Roman Anglais
  • Quikion / Escargot Bianco
  • Cimacima+Brigitte Pau / Complex Go Go!

Marta ValdesのCDがついに買えて感激。これ、どこで注文してもスペインのメーカーが在庫切れで入手することができなかったんだよね。内容はもちろん最高。まさしく至高の歌声。
Kenneth Sivertsenさんのスカンジナビアン・フュージョン・フォークもなかなかよかった。ちょっとElliott Smithなんかを思わせるナイーブなボーカルで、すでに故人だそうだが、ギター弾き語りのアルバムがあればぜひ聴いてみたい。

最悪のパロディ

菅政権ってネオリベ馬鹿と左翼馬鹿による小泉政治の猿真似じゃねえか。すでに菅政権=第2次小泉政権と断言している人もいる。昨年の衆議院選で民主党に投票した人はこの事態をどう思ってるんだろ? このまま騙されつづけていると日本の経済は本当に死ぬよ〜。


見たもの

  • 『女囚房 獣のように激しく!』(勝利一)
  • 『女刑務官 檻の発情牝たち』(伊藤正治
  • 『ザ・ストーカー2』(松岡邦彦)
  • 『女子校生 制服白書 17歳』(北沢幸雄)

北沢監督はピンク・エロスOV界の沢井信一郎なのだろうか。昨年『AZA-ARI』を見たときもまるで『ラブ・ストーリーを君に』のようだと思った。「メロドラマ」に対する本気度=強度が半端ない。

91年92年のOV。こういうほのぼのとした青春エロコメディも撮っているんですね。でもやっぱり北沢監督はシリアスな「メロドラマ」の人なのだと思う。

評判の悪い作品だけど、キラキラと輝くバブリーな照明はやはり石井隆独特のもの。

  • 『静かなるドン5』(矢野広成)
  • 『妖怪天国』(手塚眞
  • 『自殺マニュアル2 中級編』(小沼雄一
  • 『七瀬ふたたび』

七里監督演出の9話10話がもうキレキレの冴えまくりですごいことに。


『彼方からの手紙』〜『あとのまつり』と先鋭化してきた「断片化」の作業はとりあえず一段落して『むすめごころ』あたりの割とオーソドックスな作風へ回帰しつつあるような瀬田なつき監督の新作『シャボン玉』はしかし今までの瀬田作品にはなかったようなダークで不穏な空気を漂わせている。
小松菜奈ちゃんのロングヘアが風になびく姿を正面から捉えた冒頭のショットはこの日見た10作品中もっとも美しいものだったが、その後大量のシャボン玉が舞う造成中の空き地で、捨てられていたぬいぐるみは容赦なく蹴飛ばされ水たまりの泥水に落ち、放置されたワゴン車の中で流れはじめた「シャボン玉」の曲はいつのまにか車外のラジカセから聞こえだしその伸びきったテープの歪んだ音は放り投げられた石によって唐突に止まる。そして今度はでたらめな歌詞でぶっきらぼうにつぶやかれる「シャボン玉」。この前半部分における時間と空間を微妙にずらしながら描写していく鮮烈な画面連鎖はさすが瀬田監督で、もう1度見直してしっかりと確認したいところ。
このあと高橋幸宏バージョンの「シャボン玉」をバックにプチ『セリーヌとジュリー』というかミュージカル化する場面があるのだけれど、ここは瀬田映画にしてはいまいち精彩を欠いていて蛇足な印象は否めない。この作品に限ってはダーク一辺倒で押し切ってもよかったのではないかと思う。でもそうすると課題曲を丸々1曲使うという制作上の縛りがクリアできないのかな。それと梅本洋一さんにまた「もうちょっと軽くてもよかったよね」って言われちゃうか。笑
ラスト、何の前触れもなく現れる不機嫌な顔をした暗い眼を持つ少年たち。2人の少女は彼らと無言で合流し、映画は宙吊り状態のまま曖昧さの中で終わる。この不穏さはいったい何なのか。『みーまー』への布石なのか。ちなみに本作で「瀬田化」しているのは画像の小松菜奈ちゃんではなくニット帽姿で跳ね回る桐嶋ヒナタちゃんの方です。


ほかに普通の意味でよくできていたのが佐藤佐吉監督の『春の小川』。例によって突拍子もないアイデアが展開されているのだけれど、作り自体は至って真面目でシナリオも撮影も実にちゃんとしたものになっていた。プロの仕事ですかね。
小林監督の『美しき天然』は近藤龍人の撮影が達者すぎて騙されそうになるが、でかい草むらがあってその中に少年と少女がいるんだからもっと歩かせたり走らせたりすればいいのになあと思った。なんで棒立ちで突っ立ったままの状態にしてしまうのか。ヒュンヒュン鳴るホースの音はいいのに。もったいない。
山下監督の『黄金虫』は「相変わらず逃げているな〜」という感想しか浮かばない。この監督はいつまで逃げているつもりなんだろう。もうけっこういい歳だと思うのだが。
あと『北風小僧の寒太郎』に「別居中の息子に久々に会いにきた母親」役でMAXのNANAが出演していたのだが、彼女はエロくてよかった。最近の熟女MAXいいよね、エロくて。キャッツアイ!
手元のチラシによるとこの『にほんのうた』フィルムプロジェクトのDVDは『赤盤』『青盤』の2枚に分けて発売されるようですが、一般流通はなく巡回上映の会場か通信販売のどちらかで入手するしかない模様。
問い合わせ先
http://www.nihonnouta-caravan.com/#toiawase
『赤盤』 7月1日発売 3000円

「この道」(犬童一心)「あめふりくまのこ」(山村浩二)「浜辺の歌」(唯野未歩子)「黄金虫」(山下敦弘)「青い眼の人形」(よしながこうたく+白組)「シャボン玉」(瀬田なつき)「春の小川」(佐藤佐吉)「村祭」(石井英統)「北風小僧の寒太郎」(江口カン

『青盤』 8月1日発売 3000円

「かなりや」(辻川幸一郎)「美しき天然」(小林聖太郎)「花のまち」(手塚眞)「椰子の実」(伊勢谷友介)「埴生の宿」(朝倉真愛+酒井治)「荒城の月」(宮本敬文)「たきび」(若木信吾)「櫻」(藤井春日)「赤とんぼ」(牧鉄馬)


瀬田なつき監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』公式サイト
http://www.usodakedo.net/
共同脚本でクレジットされている田中幸子さんは瀬田監督の藝大仲間で『トウキョウソナタ』の脚本を黒沢清監督らといっしょに手掛けた人ですね。
はたしてこの『みーまー』でも撮影は佐々木靖之さん(『シャボン玉』も佐々木さんでした)、音楽は木下美紗都さんなのか? そして瀬田映画初(ですよね?)のフィルム撮影となるのか? 気になりますな〜。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/263/263692/

瀬田なつき監督
原作を読んで、ヘヴィな過去とライトな日常が交錯することで浮き上がる、みーくんとまーちゃんのハチャメチャで残酷で、信じられないくらいに純粋なラブストーリーに魅力を感じました。入間さんの繊細かつ大胆な世界観を、映像と音の世界で作り出す作業はかなりスリリングな体験ですが、いままでになかったような、キュートで驚きに満ちた映画になればと思っています。

瀬田映画の常連スズキジュンペイさんがまたまた出演してくれるようです。
http://www.humanite.co.jp/1195637075.cgi
ジュンペイさんとナイスカッポーの三村恭代さんもキター!
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16872
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16873

プライベートでは
全くもって
絶対に 恋人にはしたくないですがね(笑)

三村さん、ひどい(笑)。
演出中のジュンペイさん、、、
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16905
三村さんと瀬田さんとうどん
http://stblog.stardust-web.net/mimuratakayo/entry/detail/?id=16904
今日明日あたりクランクアップでしょうか。
1月の「未来の巨匠たち」のパンフレットが無料配布中。
http://kitanaka-school.net/news/2010/05/post-18.html
私も井口奈己監督とまったく同感。瀬田さんには「巨匠」になんかなってもらいたくないですね。1年に1本か2本、気持ちのいい素敵な小品を何の気負いもなくサクサクと軽やかに撮りつづける監督さんになってもらいたいです。


いつぞやの三村さんと小深山さんの共演作。
http://www.atelier-ism.com/works/hm/movie.html

「0Noir」 監督:伊藤丈紘 出演:川口覚/小深山菜美/小川尊/三村恭代宮下ともみ/吉岡睦雄/瀬戸夏実/関有香/真砂豪

そして濱口竜介監督の新作。

「SINDO(The Depths)」 監督:濱口竜介 出演:キム・ミンジュン石田法嗣/パク・ソヒ/米村亮太朗宮本りえ江口のりこ村上淳/菅原大吉/

「SINDO」は「深度」ですね。同性愛を扱う映画のようです。
http://eul.jp/info/news/detail.php?seq=7729
以前ここで石田法嗣くんのことを取り上げていたころ、ゲイの法嗣くんファンの人のブログがよくウチにリンクを張ってくれていたんだよね。さすがにもうチェックしていないかな?


城定秀夫監督特集
http://www.spopro.net/r18/
http://www.mmjp.or.jp/pole2/r18-8.html
西野翔タローさんと望月美寿々ちゃんをつづけて見ることができる7月1日はまさに俺のための日!
もっちぃが出演している『ホームレスが中学生』はマジでみんな見てほしい。損はさせません。

類似タイトルの某話題作に公開日を被せたキワモノ企画として製作されながら、正統派ジュブナイルの感動ドラマとして観客の涙を誘った問題作。なぜかクラスメイトになったホームレスの生活を、ドキュメンタリーに仕上げようと奮闘する映研部員たち。彼らの中学校生活最後の夏に、忘れがたい思い出と映画への愛が寄り添う。

http://spopro.net/blog/701/2010/05/21/%e6%88%a6%e9%97%98%e5%b0%91%e5%a5%b3%c3%97webshop701%e9%99%90%e5%ae%9at%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%84%e8%b2%a9%e5%a3%b2%ef%bc%81/

自分もこの写真見ただけで涙が出てくる。。。必見!


君に届け』という映画に東亜優さんが出演しているようです。
http://www.kiminitodoke-movie.com/
東さん、もっとおもしろそうな映画に出演してください。。。


SEVENTEEN』7月号、鈴木友菜ちゃんの最新プロフィールより

Q. 一言でいって、どんな子どもだった?
A. 人見知り。人と目が合うだけで泣いてたみたい。幼稚園のときの写真は全部顔かくしてるか、目つぶってる(笑)。

もうこっちが泣きそうだ。。。やっぱりユウナは子供のころからいつもギリギリのところで生きているコだったのね。。。薄氷の上を歩くようにして、震えるように生きる。。。ともすればどうしようもなく巨大でうつろな世界に飲み込まれてしまいそうになるユウナを、大好きなママとお兄ちゃんがいつも大切に守ってきてあげたのだろう。
http://www.mbga.jp/.pc/_dia_view?d=715393312

ところでユウナの茶髪化についてどう思う? 個人的にはやっぱり黒髪の方が個性がわかりやすく出て商品価値も上がるものだと思うんだけどね。ただ似合っていないわけではない。むしろ個性を薄めることによってユウナの、何ものでもあり何ものでもない、まるで水のような、アモルファスな魅力がますます増していると言えないこともない。
でも麻友も思いきって黒髪にしたことだし一時茶髪にしていた菜絵ちゃんもまた黒に戻すようだから、友菜も時期を見て戻してみてもいいんじゃない。
今日のユウナ
1 2 3 4 5 6 7 8 9
http://ameblo.jp/shimizu-yu/entry-10544560050.html

http://ameblo.jp/hata-momo/entry-10544609365.html

ユウナ謎の前衛舞踏


『ちょいマス』期待の新星、凛々果さま〜。
http://twitter.com/ririka_0122
http://www.muserva.com/cast/detail/show/gal_key/20411/
http://www.naimaga.com/kansai/cast/blog/list/gal_key/20411/
先週の「私の汚い足見てください」には萌えまくった! 萌えすぎて悶えすぎて死ぬかと思ったよ! 彼女もまた「魔法」が使えるコだ。


ラブベリーナ松田和佳ちゃんの動画。
http://www.lbweb.jp/ura_mov/play_movie.php?no=54
けっこうおっとりふんわりした感じのコなんだねえ。ほほう。


聴いたもの

  • Cleo Laine and James Galway / Sometimes When We Touch
  • Renee Armand / The Rain Book
  • Janis Joplin / Light Is Faster than Sound
  • Idle Hands / Idle Hands
  • ダビデチオ / KIN-KAKU
  • DNA / Last Live at CBGB's
  • Gina X Performance / Nice Mover
  • Experimental Audio Research / The Koner Experiment
  • 2nd Communication / My Chromosomal Friend
  • Alguna Vez Fui Ciego / Abriendo los Ojos a la Realidad
  • Uyama Hiroto / A Son of the Sun
  • Lewis Parker / It's All Happening Now The Ancient Series Three
  • Azymuth / Pieces of Ipanema
  • Geraldo Azevedo / De Outra Maneira
  • Veronica Sabino / Veronica
  • Axel Krygier / Secreto y Malibu
  • Fito Paez / Cronica
  • Hector Stamponi / Impresiones
  • Geraldo Pino and the Heartbeats / Heavy Heavy Heavy
  • Ustad Sultan Khan and Ustad Zakir Husain / Thought 'n' Beats
  • 佐藤聰明 / Mantra, Stabat Mater
  • 多田正美 / 存 SON
  • 織茂サブ / すさぶ
  • 織茂サブ / 一音
  • V.A. / Tokyo Flashback 6

ダビデチオ、まんまヴェルヴェッツだけどかっこいい。この声の魅力には抗えん。

全身で

神経症治療中。強めの安定剤効果で動悸は治まってきたものの息苦しさが少し残っているので安定剤をさらに追加してもらったのだが、ダルさが増して逆に鬱化しているような気もする。胃薬が強力なタケプロンから弱っちいファモチジンガスター)に変えられてしまったのも痛い。ガスターなんて効かないんじゃボケ。


瀬田なつき監督の商業デビュー作!『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』!!
http://cinemahochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100516-OHT1T00026.htm
http://dengekibunko.dengeki.com/mediamix/mi_ma.php
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%83%BC%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%A8%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%83%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
原作のラノベヤンデレ青春サイコミステリーなの? はてなキーワードの解説がわかりやすい。

とある誘拐事件に巻き込まれたことで、壊れてしまった少女まーちゃんと、壊れかけの嘘つき少年みーくんが、色んな事件に巻き込まれたり、二人でいちゃついたりする小説。ミステリ風味なストーリーで、小ネタ・パロディなどが非常に豊富なのが特徴。

意外と瀬田さんに合っているかも。『彼方からの手紙』〜『あとのまつり』路線と『とどまるかなくなるか』〜『むすめごころ』路線のどちらで撮るのか、興味津々ですな。
大政絢ちゃんは役者としてはイマイチいやイマニな印象(彼女は声が弱い)ですが、そこは瀬田マジックで魅力的に撮ってくれることでしょう。
http://star-studio.jp/aya/
http://www.mbga.jp/.pc/_dia_list?u=25000007
染谷将太くんはいいね。彼は瀬田映画のファンだったみたい。
http://gree.jp/sometani_shota/blog
ほかの共演者もなにげに豪華です。神聖かまってちゃんが曲を提供するという話もあり。
期待しています!
エキストラ募集中
http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/2010/05/529-1262.html


瀬田監督の新作ショートフィルムが首都圏で巡回上映中。
にほんのうた実行委員会
http://www.nihonnouta-caravan.com/
http://www.nihonnouta.net/
初っ端は5月5日の国立市第20回ファミリーフェスティバルでした。
http://www.vis-kunitachi.jp/miryoku/2562/
瀬田さんの題材はなんと野口雨情の「シャボン玉」! これはハマりすぎだろう!

シャボン玉 飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた


シャボン玉 消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた


風 風 吹くな
シャボン玉 飛ばそ

瀬田さんの世界、そのまんまじゃん!
犬童一心山下敦弘はどうでもいいが、瀬田作品だけは見逃せない!(かまやつ×竹村延和×佐藤佐吉の異色すぎるコラボも見てみたい)
巡回上映のスケジュールは発売中の『Discover Japan』を参照してほしいのだけれど、どうやらそれとは別に5月30日にシネマート六本木で開催される大阪芸大の卒制イベントの中で瀬田さんの『シャボン玉』を含む「にほんのうたフィルム」10本が特別上映される模様。
http://www.nihonnouta-caravan.com/osirase.html#t09

■会期:
2010年5月30日(日)

■会場:
シネマート六本木 ※入場無料
http://www.cinemart.co.jp/

■スケジュール:
18:30〜 上映開始
犬童一心監督、山村浩二監督、唯野未歩子監督、山下敦弘監督、よしながこうたくさん、瀬田なつき監督、佐藤佐吉監督、石井英統監督、江口カン監督の作品を上映。
プラス、シークレット上映もあります。

20:00〜 「にほんのうた」トークショー
大森一樹監督×小林聖太郎監督

※詳細は下記のページよりご覧下さい。
http://www.daigei-eizou.com/award-2010/tokyo/

これはありがたい。が、困った。
なぜなら30日はみなさんご存知のとおりバウスの『彼方からの手紙』爆音上映の日だからだ。
http://www.bakuon-bb.net/2010/program.php
http://www.bakuon-bb.net/2010/program/kanata.php

5/30(日) 16:05

2008年/85分/HD/日本
提供:東京藝術大学
監督:瀬田なつき
出演:スズキジュンペイ朝倉あき 他

映画は時間を映すものである。そんな意思がタイトルからも伝わってくる。ひとりの少女とひとりの男の物語は、多数の時間軸に存在する多数の少女と多数の男の物語となる。したがって少女が以前住んでいた家を探すというふたりの旅の終わりはない。多数の物語がそこに現れ、それを見る誰もの可能性を開くことになるのだ。

http://www.bakuon-bb.net/2010/timeschedule.php
『彼方からの手紙』の終映時刻が17時30分。そこからダッシュで吉祥寺→(中央線)→新宿→(大江戸線)→六本木と向かっても30〜40分は確実にかかる。18時25分開映じゃ本当にギリギリだ。上記のメンツで入場無料だからおそらく満席立ち見でしょう。瀬田ファンのみんな、どうする?


見たもの

  • 『ブラッド・ダイナー 悪魔のメニュー』(ジャッキー・コング)

サム・ライミ系の悪ノリスプラッターだけれど、なかなかいい出来。『スペル』の10倍おもしろい。

これは傑作! 黄金期のハリウッド映画のような洒落っ気と大らかさとスピード! ポール・バーテルさんは秘宝的なスノビズムではなくシネフィル方面から真っ当に評価されるべき人でしょう

  • 『リーサル・バイオレンス 野獣の町』(ドナルド・M・ジョーンズ)

最初と最後にあるロクデナシ犯罪者集団の暴力描写はいきいきとしていてよいのだが、真ん中のドラマ部分が退屈。本作は88年の映画。『デッドリー・サンデー』に映っていた殺伐とした空気はもはや存在しない。

別題『バーミューダとの遭遇 深海に潜む宇宙人の謎』『ミッシング・ゾーン 未知との遭遇・海洋篇』。79年イタリア映画。『人食いシャーク バミューダ魔の三角地帯の謎』という姉妹編もあるみたい。

  • 『2069 惑星遊女』(ハンス・ゲオルグ・カイル)

74年西ドイツ産SFドタバタソフトポルノコメディ。原題は"2069 : A Sex Odyssey"。

  • 『CONTON 獣神伝説』(福田卓郎
  • ダブルONANIE 感じるままに』(深町章
  • 『痴漢電車 あと奥まで1cm』(滝田洋二郎
  • 『美尻診察台 締めて開いて』(坂本太)
  • 『魔淫の連鎖 引き裂かれた制服』(高橋巌)
  • 『凌辱の島 オークションされる女』(阿知波孝)
  • 『実録六本木監禁レイプ』(今岡信治)
  • 『アクセル ブチギレ女の暴走クラッシュ!!』(ガイラ)

超低予算なのが丸わかりだけれどアナーキーでおもしろい映画。ガイラ監督が2000年前後にパパパッと撮った低予算OV作品群をまとめて見たいのだが。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=118279

令嬢強奪 (2001) 監督/脚本
東京大停電 エレベーターパニック (2000) 監督
エロティックスローター 唇に銃口 (2000) 監督
アクセル ブチギレ女の暴走クラッシュ!! (2000) 監督/脚本
ざけんなよ! (1998) 監督/脚本

ガイラショック!
http://www.v135.com/gaira/top.html

  • 『恋愛ピアノ教師 月光の戯れ』(常本琢招)
  • 『戦慄の旋律』(君塚匠)
  • 『おろし金に白い指』(西山洋一

これが西山監督と高橋洋さん(脚本を担当)の商業デビュー作なのかな。やっぱり西山作品はおもしろい。濃い。島田元さんの『パスカルの群れ』もどこかに置いていないかしら。

  • 援助交際 特Aランクの女子校篇』(島田元)

ついに見れました! 感涙。。。思わず2回見てしまった。これはまさに90年代版『リトル・ウィング』であり『一日スパイまどか』だよなあ。島田さんって「ひとつのこと」をずっと描きつづけている監督さんなんですね。部屋中にばら撒かれた折り紙、映し出される90年代半ばの吉祥寺の街並み、お祭りのようなAV撮影現場、「葬式だ。昇天しよう」、澄み切った朝の公園の遊具、そしてラストの決定的な帽子で落涙。しかし島田監督はどうしてこうも女のコをかわいく魅力的に撮ることができるのだろう。まるで天使のように映っている。『哀愁のハーモニカ先生』につづく新作を待望。

いつかの『勝手にしやがれ』シリーズ一気見大会で1本だけもれていたもの。以前見たときもぐっときたけど、やっぱりいいわ。観念に走らず映画と純粋に戯れているときの黒沢作品は最高です。『勝手にしやがれ!!黄金計画』とこの『成金計画』、あと競輪スポコンものの傑作『打鐘 男たちの激情』が私の黒沢映画ベスト3ですね。

  • 『ポップコーンLOVE』
    • 「ファンクラブの女 インディーズキッズ」(森安建雄)
    • 「プライベートコールガール」(矢野広成)

「プライベートコールガール」終盤における渋谷の繁華街ど真ん中での7分半に及ぶゲリラ移動撮影はすごい。あんなのよく撮れたなあ。随所で感じられる音響に対する鋭い感覚も実に相米的。
矢野監督フィルモグラフィー
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=266332

家庭教師のお姉様 生徒に溺れる肉体 (2005) 監督/脚本
激撮!!官能ボディスペシャル (2005) 監督
ナースのお(痴)事 (2004) 監督
KISS ME (1996) 監督
ポップコーン LOVE (1990) 監督

静かなるドン5』(1993)も矢野監督なのかな。

『AKIBA』はたしかに佳作。「おっ!」というところと「惜しい!」というところと「ダメだろ」というところが混在している。『夏の思い出』は仲根かすみの完全PV状態の現代シーンと過去の少女時代のシーンにおける演出の温度差がありすぎ。監督が撮りたかったのは少年の母親の死をきっかけに長方形にくりぬかれた洞窟=スクリーンから荒れ狂う海=世界とはじめて向き合うことになる少年と少女の姿だったのだろう。
小沼監督の新作情報2本
その1 『結び目』 6月26日公開
http://musubime.amumo.jp/
http://twitter.com/musubime_movie

主役の赤澤ムックも強烈だが、共演の広澤草が良い、良すぎる。。。吉高由里子ちゃんもこういう役者になるべきだった。が、もう遅い。手遅れだ。
その2 みひろの自伝的小説『nude』の実写版!
記事 1 2 3 4 5
現在エキストラ募集中
http://www.dub.co.jp/topics/nude.html


名前のない女たち
http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=39859

ピンク四天王のひとりで、狂気と倒錯のエロティシズムを斬新な映像で描き続け、海外でも高い評価を受けている佐藤寿保監督の最新作「名前のない女たち」(製作:ハピネット+渋谷プロダクション+ゼアリズエンタープライズ)が、4月16日にクランクインした。

 作品は、企画AV女優たちの壮絶な性と生をインタビューで綴った同名ベストセラー・ノンフィクション(中村淳彦著/宝島文庫、1〜4巻累計25万部)を映画化するもの。原作に登場する実在の企画女優たちをモデルに、痛く、切なく、愛しい、ふたりの女の裸の青春を描き、性の氾濫する“いま”という時代をリアルに浮き彫りにしようとする。

 テレビや雑誌に登場する「単体」と呼ばれるAV女優に対し、メディアに取材されることなど一切なく、企画モデルと呼ばれる彼女たちは、なぜAV女優という職業を選んだのか―。

 主演の企画AV女優ふたりを演じるのは、オーディションで選ばれた安井紀絵(新人)と佐久間麻由。ふたりを取り巻く人物たちには、新井浩文渡辺真起子鳥肌実、河合龍之介、草野イニなど個性的な実力俳優が集結。さらに、単体AV女優役で「ロボゲイシャ」の木口亜矢鎌田奈津美など人気グラビアアイドルも共演。他にも田尻裕司、辻岡正人の二人の映画監督もAV監督役で主演し、原作者の中村淳彦も雑誌記者役でゲスト出演する。配給はゼアリズエンタープライズで、今秋、全国順次公開予定となっている。


韓英恵ちゃん出演『マイ・バック・ページ
http://www.moon-light.ne.jp/news/2010/05/my-back-page.html
http://eiga.com/buzz/20100513/1/
うーむ、、、『悪人』もこの作品も個人的にはあまり期待していません。やっぱり英恵ちゃんには『ピストルオペラ』のような超濃密でバリバリにフィクショナルな映画に出演してもらいたいです。遠山智子監督の『よるのくちぶえ』にはそういった世界を期待していたんだけど、微妙に違うものになっていたし。


本田翼ちゃんは必殺仕事人。発売中の『soup』『SEDA』『FINEBOYS』みんな載ってるぞ〜。おすすめは『FB』おなじみのデート企画でレポート提出の相談をする憧れの翼ちゃんだ!
http://www.indexcomm.co.jp/soup/
http://www.hinode.co.jp/magazines/seda/
http://www.hinode.co.jp/magazines/fineboys/
JILLE』は先月号には載っていたけど今月号は出ていなかったね。ちなみに先月で休刊になった『nadesico』最終号にも出ていました。
http://jille.jp/index.html
http://www.nadesico-mag.com/nadesico_now/index.html
で、本当に髪を短くしちゃった“つーさん”です。

http://ameblo.jp/iidayon/entry-10501544213.html
このあいだ画像を載せた『JILLE』のおかっぱウィッグの方が個性的で好きだったな。もう少し伸ばしてあのおかっぱ“つーさん”になってほしい。
http://blog.ironyfun.com/?eid=113891
http://people.zozo.jp/rinamaruyama/diary/1225535
男のコみたいでかわいい“つーさん”。


鈴木友菜ちゃんは最近、学校のお友達のブログに画像が載りまくり。毎日楽しそうで何より。友菜絵の菜絵ちゃんの文章からは本気の「友菜愛」がビンビン伝わってきますな。ユウナバンドは活動再開しないの?
友菜絵
1 2 3 4 5 6
麻友菜
1 2 3 4 5 6 7
その他
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
このELLE ECOLEの仕事は知らなかったな。
http://ozaki.jp/elleecole/
前にあったEASTBOY云々ってこのことだったのかなあ。


華麗にピアノを弾く望月美寿々ちゃん。まさしく深窓の令嬢ですな。
http://ameblo.jp/mochizuki-misuzu/entry-10513504279.html
城定秀夫監督特集で『ホームレスが中学生』上映決定♪
http://r18lovecinema.seesaa.net/
もっちぃの舞台挨拶はないのかな〜。
西野翔タローさんの『若妻痴漢遊戯』もやってくれるのがうれしいのう。ゆんゆん/(´o`)\ゆんゆん
城定監督のブログ
http://ameblo.jp/pegpegjojo/


↓のVol.3にもっちぃ。
http://tokyoschoolgirl.jp/
http://weloveapps.net/main/app/106338

モデル (登場順):
松田和佳 阿部梨奈 沢奈々子 蜂谷晏海 椚ありさ 芦澤七海 岡野美紅
夏目十和子 山澤紗里 小林麗菜 芳賀静枝 望月美寿々 ミハル
渋谷美優 斉藤千波 桃園里美 矢崎沙也佳 高橋愛美 今野恵里奈

小林麗菜」はたぶん「小林麗奈」ちゃんのことだね。
下の2人は一目でそれとわかる大物。今後に注目。
小林麗奈ちゃん

http://www.tenderpro.net/talents/next/kobayashi.html


ラブベリーナ松田和佳ちゃん

http://tencarat-plume.jp/#/models/wakamatsuda/
http://www.cinemacafe.net/news/photo/report/2009/11/7109/4/
http://www.nicopuchi.jp/2009/11/post-85/


聴いたもの

  • Margo Guryan / Take a Picture
  • Seals and Crofts / Greatest Hits
  • Xit / Plight of the Redman
  • The Cramps / Psychedelic Jungle
  • 藤本進 / 唄いそびれた夜を探しに
  • Barbara / Ma Plus Belle Histoire d'Amour...C'est Vous
  • Selda Bagcan / Ozgurluk ve Demokrasiyi Cizmek
  • Irene Papas / Odes
  • Bennie Wallace / In Berlin
  • Frank Lowe Quintet / Live from Soundscape
  • 泉邦宏 / Sunshine in My Head
  • Tom Pierson / 2
  • Paul Bley / Synth Thesis
  • Terry Riley / Lisbon Concert
  • Hugh Davies / Warming up with the Iceman
  • 古舘徹夫 / 死の停止
  • Muslimgauze / Arabbox
  • Olatunji / Drums of Passion
  • Palani Vaughan and the Sunday Manoa / Meet Palani Vaughan and the Sunday Manoa
  • Guilherme de Brito / Folhas Secas
  • Miltinho / Miltinho Convida
  • Silverio Pessoa / Cabeca Eletrica Coracao Acustico
  • DJ Marlboro / Favela Funk
  • V.A. / Fracao 2000 Twister
  • Krispy 3 / Herd out da Gate
  • Stars as Eyes / Freedom Rock
  • Iron Claw, Maggoty Corpse / Iron Claw, Maggoty Corpse

バイレファンキ(マイアミベースの影響を受けたブラジル産エレクトロファンク)、ダサっ! ダサすぎてクセになる。