ゆずり葉の季節

http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html

中学2年、剣道部員の岩田麻由美(いわた・まゆみ)はよく朝練に寝坊する。
そんな麻由美に主将の岸本先輩は厳しい。
麻由美は岸本先輩が嫌いである…。
中学生日記は今年で45年目。
それを記念して、これから毎月最終週に過去の名作・話題作を放送していきます。
今回は1998年7月19日に放送した作品です。
お楽しみに!
【出演】 岩田麻由美 岸本佳奈 ほか
【先生】 いとうまい子
【脚本】 伊佐治弥生
【音楽】 BANANA
【演出】 松浦善之助

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0424.html#20060424015
今週の『中学生日記』。とても良い作品だった。古くささはまったく感じなかった。
夏の光の中、蝉たちの鳴き声とともに息を切らして坂を駆け上がってくる岩田さんの姿を正面から捉えたオープニングがまず素敵。岩田さんの輝くような表情の多彩さと岸本さんの冷たい無表情をうまく対比させながら、細かいエピソードを丁寧に積み重ねていくクセのない演出と脚本がいい感じだった。こういう「透明」な作風でいるのは、今の『中学生日記』というかテレビドラマ全般(映画もそうかも)ではなかなか難しいことのような気がするけど、どうだろう。
少し残念に感じたのは、ところどころキャメラがテレビ的だったことかな。岸本先輩の試合は長いワンショットで見たかったし、岩田さんが誰もいない道場の真ん中で横になって手をかかげるところなんかはかなり良いシーンなのに撮り方がちょっともったいなかった。もっともっと「透明」になれたと思う。
ラスト、先輩と後輩それぞれの想いを繋いだのは「真っ白い剣道着と袴」だった。人の想いを繋ぐものって、やっぱり「言葉」じゃないんだよね。それは「秘密の交換日記」だったり、「宝箱の中の糸電話」だったり、「ロッカーのネタ帳」だったり、あるいは「1枚の古い写真」だったりする。
ところで、画面右上に終始、表示されている「中学生日記アーカイブス」のテロップが気になったんですけど、あれはどうにかしてほしいですね。
番組サイトの「資料室」のコーナーがオープンしていました。
http://www.nhk.or.jp/nikki/history/index.html
関戸優希ちゃんの『きみのとなりで』が見たいな。。。
それと先週の『パクリ・クリック』に出演していた西脇千晶ちゃんは、セントラルジャパンに所属しているんですね。
http://www.central-f.com/02_models/15teen.html
速水里彩ちゃんもどこかの事務所に入らないかな。。。