- 『チャイルド・プレイ2』（ジョン・ラフィア）
- 『ファンタズム2』（ドン・コスカレリ）
- 『サンゲリア2』（ルチオ・フルチ、ヴィンセント・ドーン）
- 『インフェルノ』（ダリオ・アルジェント）
- 『0093 女王陛下の草刈正雄』（篠崎誠）
日本人が作ったギャグ映画ってどうしてこう笑えないんだろう。
- 『ホームレスが中学生』（城定秀夫）
『ホームレスが中学生』はよかった。『ガチバン』よりも『デコトラ★ギャル奈美』よりもさらによかった。詰めの甘い部分もまだ残っているんだけど、それでもなおよい。映画館を出るときこんなに気持ちよくなれる映画っていまどきめったにない。こういう映画こそ全国のシネコンで上映するべきなんじゃないの？ 『櫻の園 さくらのその』なんかじゃなくてさあ。。。望月美寿々ちゃんがチャリンコ2人乗りしながら会話する姿を長回しでとらえたシーンで涙。宴会シーンのすばらしさにまた涙。もっちぃ、いいです。10代の女優さんでは今年2番目によかった（1番は当然『彼方からの手紙』における朝倉あきちゃん）。グラビアの仕事はまったく応援できないけど、女優活動メインで行ってくれたらマジで応援するぞ。
旧『櫻の園』に思い入れのある人はガッカリだろう。テレビドラマのような脚本、やる気のない演出、本作には映画的な瞬間というものがまったく存在していなかった。いちばん致命的なのは、メインとなる5人が誰1人として「映画的な顔」「映画的な身体」を持っていないこと。特に主役のコはいろんな意味でキビシイと思う。そんな中、下級生“みずたま”役の武井咲ちゃんだけはスクリーン映えするタイプだと思いました。彼女だけ注目。
http://www.oscarpro.co.jp/profile/takei/index.html
http://www.blog.s-woman.net/stmo/cat2868976/index.html
境円香ちゃんはたぶんあのシーンに出演していたんだろうけど、正直よくわからなかったよ。
