彼方からの手紙 別府上映

朝倉あきちゃんがヒロインを務めた映画『彼方からの手紙』の大分別府での上映は明日13日から15日まで。この映画は傑作です。見逃さないように。
http://cinemablue.exblog.jp/

不動産屋に働く男。そこに訪れた少女の頼みで、男は彼女がかつて住んでいた家へ付き合う事に。まだ人の気配がある空き家、そこにあったビデオに映っていたものを見た瞬間、奇想天外な出来事に飲まれて行く・・・。ポップに、カラフルに彩られ、ムーブメントから50年を迎える「ヌーヴェルヴァーグ」がときと場所を超えて「隔世遺伝している!」とまでいわしめた、「本年度邦画NO.1!」の呼び声高い瀬田なつき監督作品。まだ世には知られていない/2010年には誰もが知っている―驚くほど奇跡に満ちた最強インディペンデント映画がここに誕生!

http://justachild.exblog.jp/
瀬田監督のコメント、素敵だ。
http://justachild.exblog.jp/9665073/

言葉ではうまく説明できませんが、
現在も未来も過去も、希望も自由も後悔も、破戒も誕生も、
本当も嘘も、
とびきりの笑顔も、みんな映したつもりです。

このコメントを読んだだけで映画を思い出して泣きそうになる。
筒井武文さんの推薦文も再掲載。
http://idisk.mac.com/dai_yama/Public/kanata.html

突飛な前衛的怪作でありつつ、見事なハートウォーミング・コメディでもある形容しがたい、これこそ映画の奇跡と呼びたい一作。これに号泣しない人とはお付き合いしたくないとまで思わせる。かつて『とどまるか、なくなるか』という少女の成長譚で周囲を瞠目させた瀬田なつきが、一回りスケールアップして戻ってきた。何という魅惑に満ちた映画的センスだろう。『彼方からの手紙』は、彼女の無意識的本能が全開した映画だ。俳優も瀬田に呼応し、瀬田化する(瀬田化がいかなるものかを知りたければ、メイキングを担当した『人のセックスを笑うな』のファミレスでの瀬田登場シーンをご覧あれ)。不動産屋で働く青年といわくありげな物件を探す少女の出会いから、観客は見たことのない不可思議な時空に彷徨わされ、ラストで背負い投げをくわされることになる。


筒井武文(映画監督)



朝倉あきちゃんが出演している映画『歓喜の歌』の東京上野での上映も同じく13日から。
http://www.okura-movie.co.jp/star_movie/
当然、見にいきます!