あしたの、喜多善男

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このドラマのプロデューサーは『時効警察』を手掛けた人なんだね。『蛇にピアス』主演決定後の所属事務所によるアホなねじ込みではなく、『紀子の食卓』〜『時効警察』〜『転々』のラインでの出演だったんだ。それならこのドラマに対する悪口はあまり書かない方がいいかな。笑 このラインは吉高由里子ちゃんにとって大切なものだもんね。
由里子ちゃんの役柄自体は悪くなかった。不思議系の役とか紹介されていたから、さっそく“ふふみ”の弊害が出始めたかとうんざりしていたんだけど、実際にはだいぶ違ったタイプのキャラクターだったのでホッとした。キリストの話をしていたけど、原作にはあるらしい「聖書を読むのが好きな女のコ」という設定は残っているのだろうか。この設定は絶対に外さないでほしい。聖書を読み上げる由里子ちゃんの姿が見られるなら、それだけでこのドラマのことは認めます。
あと由里子ちゃんと小日向さんがはじめて出会うクラブで演奏されているのがギルバート・オサリバンアローン・アゲイン」(のジャズアレンジバージョン)というのは良い選曲だったと思う。そこに字幕を付けてついつい余計な「説明」を加えてしまうのがいかにもテレビ的で無粋だったけど。


制作発表 記事
http://www.ktv.co.jp/yoshio/topic/topic02.html

吉高由里子 「人と会ったら死ぬということが怖くなったり、寂しくなったりすると思うので、引きこもってます。地味ですみません(笑)」

由里子ちゃんらしい発言。