夕映え少女 公開日

夕映え少女』公式サイトが始動。
http://www.fnm.geidai.ac.jp/yubaeshojyo/top.html
公開日は1月26日に決定。やっぱりレイトショーですね。初日舞台挨拶はどうなんだろう。吉高由里子ちゃんと韓英恵ちゃんのダブル登壇が見たい。ユーロスペースでまた由里子ちゃんと会いたいね。
http://www.fnm.geidai.ac.jp/yubaeshojyo/info_cast_yubae.html

《五十嵐令子》
1994年 千葉県出身。本作「夕映え少女」が映画初出演になる。2008年5月公開の映画「アフタースクール」では常盤貴子の幼少時代を演じているほか、すでに次回話題作への出演も決定しており、注目の女優となるのは間違いないだろう。

アフタースクール』の五十嵐令子ちゃんは常盤さんの思春期時代の役なんだ。けっこうおいしい役なのかも。次回話題作ってなんだろうね。話題作というか、単純にいい映画に出演してほしいなあ。当たり前のことだけど、話題になる作品=いい作品ではないからね。
吉高由里子ちゃんが「08年ブレイク美女」とかなんとかいって紹介されている『sabra』2月号で中森明夫が『夕映え少女』について相変わらず的外れなことを書いていたけど、まさかウチの日記を読んでくれている聡明な読者の方々の中にこのはずかしい新人類のおっさんがテキトーに書き飛ばした文章を無批判に鵜呑みにしてしまうようなおめでたい輩なんていないよね? いたら困るよ。ああいう目の前の対象を見つめようとしない、いい加減な言説が女優やアイドルをダメにしてきたんだから。


発売中の『週刊プレイボーイ』に掲載されている吉高由里子ちゃんの『蛇にピアス』インタビューはなかなかよかった。由里子ちゃんのガラス細工のように繊細で難しい内面に少しだけ触れることができる記事。言葉が切実で、重い。
由里子ちゃんは本当によく「わかっている」人だと思う。あまりにもわかりすぎちゃっているんだな。世界のからくりを、そのどうしようもない残酷さ、酷薄さを、はじめから(理屈としてではなく)あくまでも感覚的に理解してしまっている。だからこそあんなとんでもない速度をともなった完全に突き抜けた芝居ができるわけだけれど、でも由里子ちゃんにしてみればこんな張りつめたものを心にいつも抱えながら生きていくのは本当につらくて大変なことなんだろう。


『きみの友だち』の公開は少し延びて「2008年夏、新宿武蔵野館他 全国順次ロードショー」となった模様。
http://www.horipro.co.jp/talent/PF098/