- 『家』(ダン・カーティス)
「家が人間を喰って生きていた!」という公開当時のキャッチコピーはすさまじいインパクト。が、実際の内容は別にゲテモノホラーではなく不条理系の心理劇のような趣。野坂昭如先生みたいな死神の登場は笑っちゃうけど、全体の雰囲気は悪くなくて、妙に惹き込まれるような不思議な感覚がある。救いのまったくないラストもよい。
『霊のうごめく家』(鶴田法男)を録画したビデオはいったいどこへしまったのやら。。。
パラシュートで脱出したパイロットが地上に着地する姿までちゃんと撮っているのには笑った。あの戦闘機とのチェイスはお笑いだろう。全体に銃撃戦の撮り方があまり冴えていなかったように思う。娘役はリア・ディゾン似。
どうでもいいけど、劇場で『西遊記』の予告編を見せられるたびに吐き気がするのは私だけではないはず。