週刊文春 7月12日号

http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm
「次世代映画女優」の特集で吉高由里子ちゃんが取り上げられています。他は美波ちゃんや多部さんや寺島咲ちゃんなどで、モノクロですがそれぞれ1ページずつ掲載。こういった形で注目されるのは好ましい傾向、かな。
吉高由里子ちゃんはこの顔ぶれの中でもやはり1人だけ異彩を放っている。由里子ちゃんは一見、美波ちゃんと近いタイプ(美波ちゃんも自分で絵を描いたり写真を撮ったり映画を監督したりする)のようにも思えるんだけど、実際には正反対と言った方がいいかもしれない。無意識(由里子ちゃん)と自意識(美波ちゃん)の違い、というか。その根本的な違いは記事中の2人のコメントを読んでもわかる。
それにしても「欲望の塊」とか由里子ちゃんはやっぱり独特のクセのある言い回しをするなあ。好きな言葉が「透明」と「光」なんていうのも実に由里子ちゃんらしく素敵で、そして奥が深い。そういえば以前、由里子ちゃんのことを評して「透明かつ不透明な存在感」と書いている人がいて、まさしくそのとおりだなと思ったものだ。