家路 後編

http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html

帰り道を見失った純一とミユキ。
2人は露天商の吉永とその家族に助けられたのだが…。

【出演】 蟹江純一 西森愛美 峯村リエ
ほんこん 田代忠雄 ほか
【脚本】 萩生田宏治
【演出】 淋代壮樹

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1204.html#20061204003
今週の、というか、もう先週の『中学生日記』。前編と比べると、だいぶオーソドックスな演出になっていたような。ほんこんさんがキレて殴るところもちゃんと見せていたし。ただ後半の歌はちょっと。。。あそこで歌うこと自体はいいんだけど、あの歌詞は直截的すぎて「意図」が前に出すぎているような気がする。お得意の省略技にしてもそうなんだけど、どうもこの辺の「意図」の見せ方、誘導の仕方のようなものが、私がこのディレクターさんの作品を素直に支持できない要因となっているように思う。
行く場所のなくなった少年と少女がドロップアウトした人々が形成する擬似家族の中で生活する、というシチュエーションは何か馴染みのある映画の中で見たような気がしますが、やはり意識しているんでしょうか。少年はぶっきらぼうで構わないけど、少女の方は難しい役柄でもう少し演技力(『中学生日記』に似合わない言葉)が必要だったかも。