家路 前編

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中学3年の蟹江純一(カニエ・ジュンイチ)は街で仲間とともに喧嘩をした。帰宅すると、父親が喧嘩相手に治療費を渡して来たと言う。純一がつきあっている友達をクズと呼んで否定し、将来の道までも決めようとする父親。「誰よりも純一のことを考えている」と言うが、純一は父親がたまらなくなり家を出た。
そしてミユキと出会う。16歳のミユキは2つ年上の彼氏の子を身籠っていた…。

【出演】 蟹江純一 西森愛美 中原和宏
ほんこん ほか
【脚本】 萩生田宏治
【演出】 淋代壮樹

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1204.html#20061204003
今週の『中学生日記』。最初に偶然2人が出会う場面でカットを割ってしまっているのが残念。ああいう「決定的な瞬間」は、やはりワンショットで捉えないと。。。蟹江くんが父親に手を上げる箇所も同様。柘植くんが何発もビンタを食らっているところに蟹江くんが助けに入るシーンでは、このディレクターさんお得意の省略技が使われているけど、ああいう演出は私は好きじゃない。むしろ相手をタコ殴りにしている様子こそ見たいと思ってしまう。そういうのは教育テレビ的に無理なんでしょうか。ゲーセンの長回しは少し面白かったけどね。
後半、つかずはなれずの距離を保ちながらあてどなくふらふらと郊外の街をさまよう2人の姿は、やっぱりもっと長く見せてほしかった。あれで丸々30分でもいいくらいだ。
来週の後編につづく。