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期末テスト中の教室。
生徒の心中は穏やかではない。
受験命で１００点を目指すガリ勉男。
憧れの力士になる姿を夢想し続ける相撲男。
緊張で腹痛を繰り返すトイレ男。
告白したい、されたい？恋する男と女…。
６人の生徒の秘めた思いが、
試験中の緊張感とともに伝わってくる名作！
お楽しみに！！
（１９９２年７月１２日に放送した作品）
【出演】 榊原宏史 内山聖士 古屋大那 黒田剛臣 福島幸子 高橋秀維 藤本喜久子 岡本富士太
【脚本】 下川博
【音楽】 くりもとようこ
【演出】 大橋守
今週の『中学生日記』。単純に面白かった。なんとも素人チックな実験的作風に笑った。最後の蝿のキャメラとか、くだらねー。大橋ディレクターは、のちに『まんてん』の演出を手掛けた縁で、谷村美月ちゃんを『生物彗星WoO』の主役に推薦した人ですね。
でもこのノリでいくなら、もっと好き勝手に作れるよなあ。たとえば随所に入る回想妄想シーンも、すべて教室あるいは校舎のセット内で展開させたり。教室の中にまわし姿の中学生とパラソル持ったハイレグねえちゃんとか、バカバカしくていいじゃん。あの真っ暗闇で人物にだけライトを当てる手法も、あえて全編で多用。それで最後の最後に、みんな校舎から追い出して、外の「開かれた」光景を見せて終わらせる。。。あ、でもこれ、実際にやったらかなり退屈かも。
ちなみに私の学生時代は「ガリ勉男＋トイレ男」といった感じでした。最悪だ。
来週再来週は「性暴力」の話。またえらい難しい問題を。。。中学生の「性」というだけでも様々な問題が複雑に絡み合って簡単には描けそうもないのに、プラス「暴力」だからなあ。どうなんでしょう。『パクリ・クリック』の西脇千晶ちゃんが出演。
