http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html
陸上部・部長の３年生、鈴木竜之介（すずき・りゅうのすけ）は、部活動説明会の舞台でかなり緊張していた。
それは新入部員を獲得しないと、陸上部は廃部になってしまうからだ。
自分のスピーチに陸上部の運命が託されていた。
しかし、スピーチは大失敗に終わる…。
【出演】 鈴木竜之介 柘植勇人 福田勝明 高木みなみ ほか
【脚本】 伊佐治弥生
【音楽】 ＢＡＮＡＮＡ
【演出】 須藤秀樹
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0508.html#20060508002
今週の『中学生日記』。話自体は別にどうってことないんですけど、細かい部分で良いと思えるところが結構ありました。箇条書きにしてみます。
- オープニングの新入生説明会でバスケ部の連中がステージの上からぼんぼんボールを投げつけるシーン
- 陸上部部長と料理部部長のさりげなくもぎこちない出会いの場面
- 画面手前でタックルの練習をするラグビー部員が勢いで横へ移動するとその奥で陸上部部長が立って見つめていることが判明するワンショット
- 存続が決まったラグビー部部長がうかれてスキップしているとグラウンドを走る陸上部3人の姿が目に入って表情が暗くなるシーンのあっさりとした描写
- 陸上部部長と料理部部長がケンカしそうになってお互い「まずい」と感じ取りそれぞれ別の方向へ向かって動く際のその動かし方
- 「大事なのは一緒にやれる仲間がいること」というモノローグに合わせて健康部のメンバー全員がさりげなく1つのショットの中に収まっているラストシーン
「さりげなさ」がポイントでした。この監督さんは、脚本次第では面白い作品が撮れると思います。
料理部部長の役は『パクリ・クリック』のメガネくん（柘植くん）だったんですけど、やっぱ彼はいいわ。得難いキャラです。素直じゃなくなんともふてぶてしいくせに、すぐ傷つきやすそうなところがとても良い。
それにしても3年生の週は、毎回オープニングで関戸優希ちゃんの素敵な笑顔が見られて最高ですね。
