映画秘宝 12月号

http://www.yosensha.co.jp/book/b1418.html
斉藤由貴さんの相米慎二監督に関するインタビュー記事が2ページも載っていましたね。由貴さんが相米監督についてあれだけ積極的に語っているインタビューは珍しいのでは。必読でしょう。
11月に「日本映画専門チャンネル」で相米特集を放送、その中で由貴さんの『雪の断章 情熱』がテレビ初放映される(これとは別に放送される30分の特番の方にも由貴さんは出演する模様)そうだけど、この『雪の断章』がいまだにDVD化されないのはやはり原作者の意向らしい。
http://blog.goo.ne.jp/uikom-neige/e/88bfe5df0ea417c114c54e9b52ad72e3
これではまだ当分のあいだソフト化されそうにないね。非常に残念。80年代日本映画の中でも稀有な、最重要の1本だと思うんだがなあ。。。
それにしても「日本映画専門チャンネル」のサイトで特集の解説を書いている人は相米映画をよくわかっていらっしゃる。
http://www.nihon-eiga.com/0811/0811_3.html
それに比べて『映画秘宝』由貴さんインタビューの下にある轟なんとかというライターが書いたコラムのひどいこと。山下某だの中島某だのバカじゃないの?って感じ。相米映画もなめられたもんだ。


ああ、朝倉あき版『雪の断章 情熱』が見たい。朝倉あき版『セーラー服と機関銃』が見たい。朝倉あき版『東京上空いらっしゃいませ』が見たい。そういえば『彼方からの手紙』(瀬田なつき)には少し『東京上空いらっしゃいませ』を思わせる要素があるよね。「帰れない二人」ということとクライマックスがミュージカル的になること、そしてヒロインが幽霊的な存在であること。
UTB』vol.188の朝倉あきちゃんは2ページ。例によって中身のうすーい特集にうすーい記事内容なので800円出す価値はない。「女優」もなめられたもんだ。