- 『田舎の法則』（松岡錠司）
- 『リトル・ウィング』（島田元）
島田監督の『リトル・ウィング』、見にいってよかった！ こんな才気走った映画を撮っていたんですね。いろいろとやらかしてくれていてとても面白かったです。『田舎の法則』（まったく面白くなかった）とつづけて見ると画面の強度の違いが一目瞭然。
しかし根本の部分は何も変わっていないというか、「恋のスポンティニアス・コンバッション」でおなじみの『一日スパイまどか』はこの『リトル・ウィング』のポップな変奏と捉えられないこともないし、その画面の瑞々しさはそのまま真っ直ぐ『哀愁のハーモニカ先生』につながっているとも言える。やはり島田監督もまた「大きなもの」をはじめから見つめている人なのだろう。
島田監督の他の作品『BABY』や大島弓子（納得！）の『パスカルの群』や『援助交際 特Aランクの女子校篇』も見てみたいです。
http://www.momat.go.jp/FC/Cinema2-PFF1/kaisetsu_10.html
『哀愁のハーモニカ先生』と『一日スパイまどか』について
http://d.hatena.ne.jp/claudine/20060930#p2
