見たもの

  • 『ラブソングができるまで』(マーク・ローレンス)


うーむ、いまいちでした。こういう映画ってテンポが命だと思うんですけど、1つ1つのシーンがけっこう間延びしてもたついている印象があってつらかった。その結果、ヒュー・グラントドリュー・バリモアも不要な小芝居が目立ってしまうという。ドリュー・バリモアの顔、好きなんですけどね。セリフと歌詞に頼りすぎた演出もどうなんだろうと思った。2人の気持ちをつなぐ決定的な小道具が何か1つ出てくるのかと思ったら、最後まで出なかったしなあ。
同じメロディが何度も反復されてそれが1つの曲=映画を作り上げていくというアイデアはそれだけで素晴らしいし、"Music and Lyrics"という原題も素敵なんだけれども。
とはいえ『神童』よりはずっと楽しめました。なにしろ曲がいいからね。
http://www.youtube.com/watch?v=dU_TmsQvz0Y
http://www.youtube.com/watch?v=S0A7dtdc-nU