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山口真璃亜さまの明瞭で芯の強い芝居はさすがで、今回の役もまた『五つ子』の舞ちゃんとも『吾輩』のゆかりちゃんとも『紅蓮次郎』の円ちゃんともまるで印象が異なるものとなっていた。偶然、この4つのドラマをすべて見ている人がいたとして、これらの役が同じ役者によって演じられていることに気づかない場合も多いのではないだろうか。福永真梨佳ちゃんとのツーショットは、身長差もあって、大人（真璃亜さま）と子供（真梨佳ちゃん）が並んで演技しているようにも見える。実際、真璃亜さまのセリフ回しと声のトーンは、時折、大人の役者のような説得力を持って響く瞬間があり、驚く。どうして軽々とああいう芝居ができるんだろうね。不思議だ。あとは沢尻エリカちゃんにとっての『パッチギ！』のような作品に巡り合うことができれば。。。真璃亜さまには、ぜひ映画に挑戦してもらいたいです。
ドラマの内容自体はいろいろと不満に思う点が多く、演出、脚本の両面であれこれ具体例を挙げて指摘したいところだけれど、どうにも長くなりそうなので割愛。
