第28回 ヨコハマ映画祭


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行ってきました!
吉高由里子ちゃんはなんと、髪をリーゼントにして登場! 度肝を抜かれました。やっぱり変わったコですね。
でも、受賞のスピーチの方は結構しっかりしていました。もっとヘロヘロになってしまうかと心配していたら、そんなことはなかったね。なにしろトップバッターだったし、かなり緊張はしていたんだろうけど、それがあまり表に出ていなかったというか意外と自然体に見えた。それよりも、由里子ちゃんのあのカミソリの刃のようなナイーブきわまる声が大きなホールに慎ましく響き渡ることによって生まれる会場の緊張感の方が高かった。
スピーチの後の司会者とのトークでは、謙遜して(私なんかが賞をもらっちゃっての意味で)「すいません」を連発。みなさん笑ってました。面白かったのが、受賞の知らせが入ったときお父さまにはそのことを伝えなかったという話。喜んであちこち言いふらされるのがイヤだったんだそう。やっぱり由里子ちゃんは「有名になってみんなにちやほやされたい」とかそういうことは思わないコなんだろうね。もっと別の、違った価値観を持っているんだろう。授賞式の後、マスコミの撮影が終わり、最後に客席へ向かってひとり深々とお辞儀をしていたのが印象的でした。
由里子ちゃん、本当におめでとう! これからも今までどおり、由里子ちゃんのペースでゆっくりがんばってください。


映画祭のパンフレットに掲載されていた由里子ちゃんのコメント



最優秀新人賞に選んでいただきありがとうございます。
園監督始め、共演者の方々、スタッフの皆様の支えで頂けた賞だと思っています。


紀子の食卓」という作品に出会えた事、ユカに出会えた事を幸せに思います。
本当に本当にありがとうございます。



そういえば、授賞式の前に新作映画の予告編上映とPRのコーナーがあって、そこで『魂萌え!』から阪本順治監督が、『檸檬のころ』から谷村美月ちゃんと岩田ユキ監督が、そして『神童』から萩生田宏治監督がそれぞれ宣伝に来て挨拶をしました。久々に生で美月ちゃんが見れてラッキー。『魂萌え!』はもう一度、見に行きたいな。今度はもっと良い環境で見たい。。。