ハイビジョン特集 〜シリーズ恋物語〜 漱石・百年愛のミステリー


http://ameblo.jp/natsuhi0713/entry-10024822038.html
着物姿の上野なつひさん、最高。素敵です。これはなつひさんにぴったりのいい仕事。
以前、NHKで放送していた『朗読紀行』シリーズとはまた違った趣みたいね。外部のディレクターって誰だ。気になる。
http://www.nhk.or.jp/ugoku/newprogram/program_bshi_23.html

ハイビジョン特集 〜シリーズ 恋物語〜 <全4回>

恋とは何なのか、人はなぜ恋に魅せられるのか。一つの恋は、その人の人生をどのように変えるのか。恋は人々の価値観、時代をも変える力を持ちうるのだろうか…。このシリーズでは、漱石の描いた「自我」、へミングウェイの「トラウマ」などを題材に、恋の表層を捉えるのではなく、その奥にある恋の本質を描き出します。制作者には個性あふれる外部の優れたディレクターを起用、各回競作シリーズとして新たな演出方法に挑みます。

「坊やの初恋 〜ヘミングウェイと看護婦アグネス〜」2月25日(日)午後7時〜
漱石・百年愛のミステリー〜温泉合宿で三角関係の謎を解く〜」2月26日(月)午後8時〜
ムッシュー・ロマンチック〜堀口大學・恋と詩と旅と〜」2月27日(火)午後8時〜
「遍歴の果てに〜エロスに生きた男・池田満寿夫〜」2月28日(水)午後8時〜

http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/hvsp.html

漱石・百年愛のミステリー  温泉合宿で三角関係の謎を解く 2月26日(月) 後8:00〜9:50

シリーズ「恋物語」。第2回のテーマは、明治以降、日本人の通過儀礼となった、夏目漱石が小説に描いた恋。
 『我が輩は猫である』(1905)でデビューした漱石は、東大教授の地位を捨て朝日新聞入社、新聞小説で本格的な作家活動を始める。その連載第1号が『虞美人草』。文学者・小野と「文明の淑女=藤尾」、そして「日本的美女=小夜子」を巡り、初めて「男女の三角関係」を描いた。連載は女性から圧倒的支持を集め、後の「君の名は」騒動にも似たセンセーションを巻き起こした。翌年『三四郎』を連載。“ストレイシープ”「美禰子」と「三四郎」&「野々宮」「原口」。『それから』(1908年)の「三千代」と「代助」&「平岡」。漱石新聞小説に描かれた女性、恋愛は、その後も女性読者によって、人気を保ち続けるのである。まだ人々が因習に縛られていた時代に執拗に描かれた「三角関係」。漱石が三角関係を通じて描こうとしたものは何だったのか。そして、漱石の描いた恋物語は、現代社会に何をアピールするのか。
 番組は、温泉での合宿による、現代の人々の議論をベースに、漱石が物語に仕掛けた様々な謎を読み解き、漱石が描いた恋の本質に迫る。