ふといカバン

http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html

堤 聖月(つつみ・みづき)は真面目な女の子。
風紀委員なので服装や、カバンは学校のルール通りにしている優等生である。
しかしクラスのブームは、丈の長いスカートと薄くつぶした学生カバン。真面目な聖月だが、ブームは気になっていた。
ある日の朝、聖月は風紀委員であるにもかかわらず、長いスカート、薄いカバンで登校する。
クラスメイトは驚いたが、聖月の行動をたたえる。
聖月の小さな反抗を描いた作品です。
当時の流行と今の違いも楽しめます!
お楽しみに!
(1980年4月13日に放送した作品)
【出演】 堤聖月 湯浅実
【脚本】 山田正弘
【演出】 三浦三生

今週の『中学生日記アーカイブス。脚本は、吉田喜重作品や初期ウルトラシリーズで著名な故・山田正弘氏。
内容の方はさておき、この作品も主役の堤聖月さんがいい顔してました。検索してみると、当時、リアルタイムで放送を見ていた人にも印象が残っているようで「山口百恵夏目雅子を足して2で割ったような」と評している人がいましたが、これはわかるな。いかにも感受性が強そうな、独特の内向的な暗さを湛えた顔立ちが魅力的。私は伝説の中尾幸世さんを思い出しました。今なら、速水里彩ちゃんが近い雰囲気を持っている(関戸優希ちゃんはタイプが違う)。出演者が素人であることを売りにした『中学生日記』であっても、主役を演じることができてなおかつ見る人の記憶にしっかりと残るようなコは、やはり他のコとは明らかに違ったものを感じさせる。それはもう、一目見ただけでわかってしまうものだ。
聖月さんは、その後アナウンサーになって、現在も活動中。素敵だ。
http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/bird/person/index.html
関戸優希ちゃん、おでこ全開
http://blogs.yahoo.co.jp/miss_phoenix/folder/1459165.html