中学生日記 夏祭り2006 〜全国体験談グランプリ〜

http://www.nhk.or.jp/nikki/top.html

今年で3回目を迎える「夏祭り」!
全国の中学生から募集した身近な体験談を、中学生日記に出演している生徒たちが寸劇で再現します。
そして、どの体験談が一番面白いのか、電話・携帯・インターネット投票・地デジ投票により番組中に決定します。
見事グランプリに輝いた体験談は秋の中学生日記でドラマ化されます。
「夏祭り」は誰でも、気軽に投票できるナマ放送番組です。
※再放送はナマではないので投票できません。
【出演】 日記生 高井俊彦 みれいゆ モロ師岡
【演出】 中野亮平

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0724.html#20060724001
今週の『中学生日記』。関戸優希ちゃんのお便り三人娘、今年もキター! 私は去年は見ていなかったので、今年もこの役で登場してくれて、めっちゃ嬉しいです。優希ちゃんは、終始、前髪を気にしていたね。
楽しみにしていた優希ちゃんと速水里彩ちゃんの共演はなく、ニアミスに終わる。里彩ちゃんは山崎愛香さんと2人で3年生のクラスのモテモテマドンナ役として出演。カチューシャをして思いっきりブリッコな女のコを演じる里彩ちゃんの姿は笑えたけど、ちと痛々しい気も。やっぱり里彩ちゃんはハジけた役より、内向的なキャラクターを演じる方が合っているよなあ。里彩ちゃんは、そういう深い顔立ちをしているんだもの。
『星は昼も輝く』の車椅子少女の役が印象的だった1年生の犬塚元美ちゃんはわかりやすいかわいさを持っているけど、お芝居がやや子役的。
2年生のアフロ親子の話で、一瞬だけ映った、さらさらストレートヘアな妹役3人のうち2番目に登場したコは、なかなかイケていたような気がする。
投票結果の方は、まあ予想どおり。中学生の興味を考えれば、恋バナがぶっちぎりで1位になるのは当然でしょう。個人的には、あれらの体験談の中でいちばん「ドラマ」になるなと感じたのは、『さすらいのチャリンコ隊』でした。
http://www.nhk.or.jp/nikki/natsu/taikendan.html

「さすらいのチャリンコ隊」 愛知県 中2 男子
俺には同じ学校、同じ学年、同じバスケ部のかけがえのない6人の仲間がいる。
去年の夏休み。暑さきびしい夏、俺たちはとにかく涼しいところを探して自転車で走り回った。
でも、汗くさく騒がしい俺たちは、どこに行っても怒られ、追い出されてしまう。
でも、俺たちは一緒にいるだけで満足だった。仲間と自転車でさまよっている時間は最高!
しかし、そんなとき、俺は突然転校することに…。

まず夏の光があって、うだるような暑さがあって、自転車があって、馬鹿馬鹿しい会話があって、歌声(『学園天国』)があって、行き場を失った焦燥があって、さすらいがあって、、、そんな、いつまでもずっと続くような、かけがえのない時間。
でも幸福なときは長くは続かない。「終わり」という「現実」を容赦なく突きつけられる。。。
この話は今回の寸劇の時点で、すでに立派な「ドラマ」になっていたような気がします。ボツにするのは、もったいないと思う。
電話番号のミスのことは、別に改めて指摘するようなことではないでしょう。