ワンダブルライフ

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1年生、浅井怜名(あさい・れな)はピアノが大好き。小学校の卒業文集には「世界のアサイと呼ばれるような素晴らしいピアニストになるため中学では音楽部に入りピアノを毎日弾きまくる!」と書き、意気込んでいた。
しかし、入学して1ヶ月が経過しても怜名はまだ音楽部に入部していない…。
【出演】 浅井怜名 高井俊彦 ほか
【脚本】 鹿目由紀
【演出】 深川貴志

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0515.html#20060515001
今週の『中学生日記』。『恋燃え』『友チョコ』の監督さんだったから、けっこう期待して見ました。でもその2作品ほどの明快さは感じられなかったです。散漫というわけではないけど、なんだか全体にポイントが絞り切れていなかったような印象。浅井さんと大須先生のエピソードを並行して描く構成だったので、その比重の置き方が問題だったのかもしれない。浅井さんメインの話にすれば、きっとまた違った感じになったんでしょうね。
一応のクライマックスとなる大須先生のヤングマンと卒業文集の読み上げは良かったけれど、その直後の朝礼台でのやりとりはちょっと蛇足に感じました。あれでは結局、説教で片付いてしまったように見えるし。でもその後、ふっ切れたような顔をして学校の廊下を歩く浅井さんの姿を、テニス部の3人やピアノの達人が「あれ?」という表情でうしろから見ている場面は、なかなか良かったです。
次回の女子トークスペシャルには、関戸優希ちゃんや速水里彩ちゃんも出演するのかなあ。2人ともドラマにはたくさん出てほしいけど、ああいう企画にはあんまり出てほしくないな。別に本音をぶっちゃけてほしいとは全然、思わないし、ぶっちゃけることが特に良いことだとも思えない。『パクリ・クリック』が面白かったのはあくまでもフィクションだったからで、実際に“しゃべり場”を展開されたらやっぱり私は引いてしまうと思う。