新しい世界へのソングブック

http://www.nhk.or.jp/nikki/

大阪の学校から名古屋の東桜中に赴任してきた教師・大須観(おおす・あきら)。
新しい環境に緊張し、不安を感じている。 しかし、それは大須だけではなく西小出身の永谷祐樹(ながたに・ゆうき)も同じであった。
今回から2人の新しい先生が登場します。お楽しみに!
【出演】高井俊彦 永谷祐樹 水野旭
【脚本】鈴木卓爾
【演出】淋代壮樹

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0403.html#20060403002
「中学生になりたくない!」のひとことで始まった新年度1発目の『中学生日記』。道徳臭が強くてイマイチだった『出発点』(あの不登校のコがなぜ考えを変えて卒業式に出席することにしたのか、見ていてさっぱりわからなかった。あんな「言葉」で「説得」できるなんてウソでしょう、、、)の後に、いきなりこのプチ歌謡ミュージカルコメディの佳作で飛ばしてくる『中学生日記』は凄い。
『アイドリング・ダイアリー』や『ミレンボーイズ』と同様、かなり細かい部分まで気をつかっている脚本と、その狙いを正確に把握して表現する演出に感心することしきり。突拍子もないタイミングで歌い出される下世話な歌謡曲の確信犯的な使い方とか、上手いよね。
でも個人的にはノレない面もある。やっぱり手法が前に出すぎていて、意図が見えすぎてしまっている点が気に入らないんだと思う。丁寧に作ってあるし、見ていて面白いのはたしかなんだけど。『友チョコ』や『せんちめんたるふたり漫才』のような作品はぜひ多くの人に見てもらいたいけど、『アイドリング・ダイアリー』やこの『ソングブック』を同じように人に推薦しようとはあまり思わないんだよね。
来週の『ママとわたしの中二デビュー』は良さそう。脚本は『友チョコ』の人ですね。
最後にミーハーなことを書きますが、今年度は関戸優希ちゃんと速水里彩ちゃんの再共演に期待します。2人を主役にして『友チョコ』のようなハードな作品を希望。