La Gloria Eres Tu

早速、購入したフィーリンの編集盤を聴く。ビデオではギターの弾き語りだったけど、CDはシンセやストリングスの入ったポピュラーなアレンジの曲が多くて、ちょっと拍子抜け。最近の録音も多いみたいだし。でも、それぞれに特徴のある心のこもった歌唱が聴けて、なかなか良い。素晴らしいのが、CDのいちばん最後に入っているJose Antonio Mendezのギター弾き語りLa Gloria Eres Tu(君こそ我が至福)。この人はフィーリンを代表する作曲家で、その中でもこの曲はまさに代名詞的な存在の超有名曲らしいけど、私は知らなかった。個性的な高音のハスキーヴォイスと、その歌声と一体化したギターには、実に繊細な味わいがあって、何度も繰り返し聴きたくなる。詞も凄くいい。英訳が載っているので、後半部分を日本語にしてみると、、、

至福は天国にある と神様は言う
それは死んだ者たちの慰めだと
でも僕は神様に 違うと言うんだ
だって生きている間 君がいてくれるから
僕は見せかけの天国になんか行く必要はない
君こそが僕の至福なんだよ

なんて美しい歌詞なんだ。。。こんなの目の前で歌われたら泣く。
というわけで、この人の他のCDもすぐ注文しました。